ASCII版 日本語 LaTeX 使用法 注意:以下の内容は Latex2e 以前の Latex 用のものであり、Latex2e で変更になった 箇所には対応していない。 注意:plain TeXの命令のかなりは LaTeX でも使えるが, 一部は矛盾を 起こしたり, 副作用を起こしたりするので注意がいる ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃1) JLaTeX,Dvi 実行時関連--->38行┃2) LaTeX テキスト一般形式--->121行┃ ┃3) 文章形式オプション----->149行┃4) 書式オプション----------->166行┃ ┃5) ASCMAC style option---->167行┃6) 頁スタイルオプション----->228行┃ ┃6) 章,節,付録------------->242行┃8) タイトル・アブストラクト->278行┃ ┃9) 特殊文字--------------->294行┃10) 目次-------------------->307行┃ ┃11) 字下げ・字寄せ-------->340行┃12) 箇条書き---------------->363行┃ ┃13) Picture環境----------->392行┃14) 配列-------------------->507行┃ ┃15) 表-------------------->547行┃16) 頁物理的パラメータ書式-->614行┃ ┃17) 文献引用-------------->663行┃18) 新環境定義-------------->825行┃ ┃19) 定理様環境定義-------->854行┃20) 新命令定義-------------->890行┃ ┃21) 数式------------------>927行┃22) 英文手紙--------------->1004行┃ ┃23) ファイルの分割編集----> 行┃24) Key入力・Screen出力-----> 行┃ ┃25) フォントの読み込み----> 行┃26) 参照番号引用------------> 行┃ ┃27) AMS 特殊文字・記号----> 行┃28) ------------------------> 行┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 【注意】LaTeX命令書式では一般に [...] 部分はオプションであり省略可能 {...} 部分には テキスト,命令,スタイル・環境指定 が入る (...) 部分には選択項目や数値指示が入る (... , ...) 部分は座標数値が入る ■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ LaTeX テキスト 一般形式 ■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■ ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\documentclass[書式]{文章形式}┃文書形式 ┃ ┃ | ┃\pagestyle{ページ形式} ┃頁形式(既定値あり,option) |preamble部 ┃ ┃ | ┃\begin{document} ┃ ┃ ┃ ┃\title{タイトル} ┃| ┃\author{著者} ┃| ┃\date{日付け} ┃| -->タイトル(option) ┃\maketitle ┃| ┃ ┃ ┃\tableofcontents ┃ -->目次位置(option) ┃\listoftables ┃ -->表位置(option) ┃\listoffigures ┃ -->図表位置(option) ┃ ┃ ┃ -------------------------- ┃ ┃ ---- テキスト本体 ------ ┃ ┃ -------------------------- ┃ ┃ ┃ ┃\end{document} ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■■■■■■■■■■■■■ ■ 文章形式オプション ■ スタイルファイル ---.sty を読み込む ■■■■■■■■■■■■■ book 本 j-book 本(日本語の混じる) report 中位の文章 j-report 中位の文章(日本語の混じる) article 小さい文章 j-article 小さい文章(日本語の混じる) letter 手紙 slides スライド作成用 注: report, j-reportスタイルでは \copyrightspace 命令がある(編集者が著作権に関する 注意をのせるための空のフットノート部を確保する) ■■■■■■■■■■■ ■ 書式オプション ■ スタイルオプションファイル ---.sty を読み込む ■■■■■■■■■■■ 11pt(12pt) 文字サイズの既定値を 11pt(12pt) にする(既定値 10pt) twoside 両面原稿(二頁を一枚の紙の裏表に出力するように左右の余白を取る (book,jbook指定ではこれが既定値) twocolumn 二段組(一頁を左右二段に分ける) jtwocolumn 日本語文章の二段組 titlepage タイトルを独立頁にする (article,jarticle指定の時だけ使える, report style では既定値) openbib オープンスタイルの参考文献リストにする a4j(b4j,a5j,b5j) A4(B4,A5,B5)版の紙に出力(既定値は letterサイズ) landscape ランドスケープ出力(紙を横長に使用) ascmac ASCIIオリジナルのマクロを使用 leqno 式番号を左側(既定値右側)におく (equations,eqnarray 環境中) fleqn 式を左寄せ(既定値中央)にする (display math モード中) 【注意】 landscape,a4j(b4j,a5j,b5j),jtwocolumn はこの順に指定 【注意】 SliTeX では leqno,fleqn のみが使える ■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ ASCMACスタイルオプション ■ Ascii版日本語TeX用オプション ascmac.sty で ■■■■■■■■■■■■■■■■ 使える様になるマクロ機能 ┏━━━┓ ┃ \yen ┃ 円マーク \ を出力 ┗━━━┛ (パラグラフ先頭では \indent\yen や \noindent\yen とする必要がある) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \mask{文字列}{網種} (網種=A,…,K)┃ 文字列を指定網パターンで網掛け ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 【例】 \mask{注意}{B} ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \maskbox{w}{h}{網種}{位置}{文字列} (網種=A,…,K 位置=l,c,r) ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ w×h の指定網パターンの網掛け矩形を作り,文字列をその中の指定位置に書く (パラグラフ先頭では \indent や \noindent の後に置く必要がある) 【例】 \maskbox{1.5in}{20pt}{F}{c}{注意} ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \Maskbox{w}{h}{網種}{位置}{枠線巾}{文字列} (網種=A,…,K 位置=l,c,r) ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 矩形の枠の線巾を指定した \maskbox命令 【例】 \Maskbox{1.5in}{20pt}{F}{c}{1mm}{注意} ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \begin{screen} 文字列 \end{screen} ┃ 文字列をscreen矩形で囲む ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 【例】 \beginn{screen} スクリーン環境の \\ 使用法 \end{screen} ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \begin{boxnote} 文字列 \end{boxnote} ┃ 文字列をboxnote矩形で囲む ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 【例】 \beginn{boxnote} boxnote環境の \\ 使用法 \end{boxnote} 【注意】screen,boxnote環境は現在の組み巾の矩形を出力. 巾を指定するには minipage環境と組み合わせる 【例】 \begin{center}\begin{minipage}{10cm}\beginn{screen} 小さなスクリーンの \\ 作り方 \end{screen}\end{minipage}\end{center} ■■■■■■■■■■■■■■ ■ 頁スタイルオプション ■ (LC.4.2) ■■■■■■■■■■■■■■ ┏━━━━━━━━━━┓ ┃\pagestyle{スタイル}┃頁 head,foot の指定 (option) ┗━━━━━━━━━━┛ スタイルは plain(既定値 head は無し, foot は頁番号のみ) empty(head, foot 共に無し) headings(head は documentstyle で決る内容(通常章・節見出し)と頁番号 foot は無し) myheadings(foot 無し head は \markboth,\markright命令で指示する内容と頁番号) ┏━━━━━━━━━━━━┓ ┃\thispagestyle{スタイル}┃現在(この命令以降最初)の頁のみに適用される ┗━━━━━━━━━━━━┛ \pagestyle命令 ┏━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\markright{右head} ┃ myheadings option で使う head の内容を決める ┃\markboth{左head}{右head} ┃ (LC4.2) ┗━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\pagenumbering{頁番号形式}┃ 頁番号の形式を決める(\thepage パラメータの ┗━━━━━━━━━━━━━┛ 値を \arabic{page} 等に変更) 形式は arabic(アラビア数字), romann(小文字ローマ数字), Romann(大文字ローマ数字), alph(小文字アルファベット), Alph(大文字アルファベット) ┏━━━━━━━━━┓ ┃\twocolumn[見出し]┃二段組頁に変更(見出しは option) ┗━━━━━━━━━┛ \clearpage命令で新頁に移り,二段組にする(もし見出しがあればそれは頁の上端 にぶち抜きで parbox として置かれる) ┏━━━━━┓ ┃\onecolumn┃一段組頁に変更(\clearpage命令で新頁に移り,一段組にする) ┗━━━━━┛ ■■■■■■■■■■■■■ ■ 章,節,付録,目次 ■ (LC.3.1-4) ■■■■■■■■■■■■■ ┏━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃区切り命令[目次見出し]{題} ┃ 一般形式 ┃区切り命令*{題} ┃ *付は番号の表示をしない ┗━━━━━━━━━━━━━━┛ 章,節番号は自動的に通し番号が割り当てられる 題は無くてもよい 文字サイズは大きめになりゴチック体で出力され, 前後に適切な空白行が取られる 目次見出しは目次の対応箇所の見出しになり, running head としても使える (もし無ければ題が代用される) 順序がある(\subsectionは \sectionの範囲に含まれるべき) ┏━━━━━━━━┓ ┃ \chapter{章題} ┃ 先ず改ページし Chapter x と書き改行後, 章題を出力 ┗━━━━━━━━┛ (article,jarticleスタイルでは使用できない) ┏━━━━━━━━┓ ┃ \section{節題} ┃ 改行し x.y 章題 と出力 ┗━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━┓ ┃ \subsection{題} ┃ 副節と副々節 ┃ \subsubsection{題} ┃ ┗━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \paragraph{パラグラフ題} ┃ パラグラフ題と副パラグラフ題 ┃ \subparagraph{パラグラフ題}┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━┓ ┃ \part{題}┃ 任意の位置における(?) ┗━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━┓ ┃ \appendix{付録題}┃ 先ず改ページし その後の 章番号を A,B,… と割りふる ┗━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━┓ ┃ \tableofcontents ┃ この命令の位置に目次を置く ┗━━━━━━━━━┛ 目次の項目は \chapter,\section,\subsection,\subsubsection 命令に対応 【注意】LaTeX にかけると目次項目を抜き出した ***.TOC ファイルがまず作られる. もう一度 LaTeX にかけると目次が出力される. 目次をいれることにより頁番号が ずれるときは, 更にもう一度 LaTeX にかける ■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ タイトル・アブストラクト ■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■ ┏━━━━━━━━━━━┓ ┃ \title{タイトル} ┃ タイトルの一般形式 ┃ \author{著者} ┃ タイトル,著者,日付,謝辞の項目が複数行あるときは ┃ \date{日付け} ┃ \and で区切る ┃ \thanks{謝辞} ┃ 著者が複数ある時は \and で区切る(自動的に行替) ┃ \maketitle ┃ 謝辞は option でタイトル頁の footnote になる ┗━━━━━━━━━━━┛ \title,\author,\date命令は \maketitle命令の前であれば \begin{document}命令の 前でも後でも良い \maketitle命令は \title,\author,\date,\tahnks, \begin{document}命令の後で 本文の前に置く \documentstyle で titlepage option を指定するとタイトル, 要約が独立頁 になる(タイトル頁,要約頁の次の頁の番号は 1 になる) \date命令が無ければ \date{\today} と同じになる(例えば日付を無くすには \date{} とする) 【例】 \title{ラテフマニュアル} \author{L. Lamport\thanks{DEC Corporation} \and D. E. Knuth\thanks{Stanford University}} \date{24 July 1984 \\ Revised 5 January 1985} \maketitle ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\begin{abstract} アブストラクト内容 \end{abstract} ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ report style や title page option ではアブストラクトは独立頁になる book style では使えない ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\begin{titlepage} 任意形式タイトル \end{titlepage} ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ empty style のタイトル頁を作る. 次頁の頁番号は 1 になる 頁の内容については全て自分で決める ■■■■■■ ■ 改行 ■ {L5.2.1) ■■■■■■ TeXは通常改行すべき箇所をある基準を満たすように自分で決め, 必用なら単語の hyphenation も自動的に行う それでも適切な改行箇所が見つからぬ場合や、臨機応変に改行(もしくは非改行)を 指定したいときの為に、幾つかの命令がある "~"の箇所や、\mbox{...}中では改行は起こらぬ ┏━┓ ┃\-┃ 単語を hyphnate してよい箇所を、その場で明示する 【例】 gno\-mon\-ly ┗━┛ ┏━━━━━━┓ ┃\hyphenation┃ 単語の hyphnation を指示する(空白を挟んで複数指定可) ┗━━━━━━┛ 【例】 \hyphenation{gno-mon gno-mons gno-mon-ly} ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\sloppy ┃ ┃\fussy ┃ ┃\begin{sloppypar}...\end{sloppypar} ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 改行基準をルーズにする.\sloppy の効力は空白行や、paragraph の終りを明示する 命令まで(必用なら {\sloppy...} で範囲を限る) \fussy は \sloppy の効力を打ち消す命令 \begin{sloppypar}...\end{sloppypar} は {\sloppy...} と同じ ┏━━━━━━━━┓ ┃\linebreak ┃ \linebreak はその箇所で行替えを強制する(行自身は ┃\linebreak[n] ┃ justify される) ┃\nolinebreak ┃ オプションの n は 0,1,2,3,4 を取り, n=0 はそこで ┃\nolinebreak[n] ┃ 改行してもよいし、しなくてもよいの意味 ┗━━━━━━━━┛ オプションの n は 0,1,2,3,4 を取り, n=0 はそこで改行してもよいし、しなくても よいの意味で、n が増えるほど改行が望ましくなる \linebreak[4] は \linebreak と同義 \nolinebreak は逆にその箇所での改行を禁止する \nolinebreak のオプション数値 n=0,1,2,3,4 は、非改行の望ましさの程度を 表す \nolinebreak[0] は \linebreak[0] と同義 \nolinebreak[4] は \nolinebreak と同義 ┏━━━━━┓ ┃\\ ┃ justify 無しに改行する ┃\\* ┃ \\* は \\ と同じだがその場所での改頁を禁止する ┃\newline ┃ ┃\\[長さ] ┃ \\[],\\*[] は改行後指定の高さの垂直空白を加える ┃\\*[長さ] ┃ ┗━━━━━┛ 【注意】\lineberak,\nolinebreak,\newline命令は paragraph mode で使用 ■■■■■■ ■ 改頁 ■ {L5.2.2) ■■■■■■ ┏━━━━━━━┓ ┃\flushbottom ┃ ┃\raggedbottom ┃ ┗━━━━━━━┛ \flushbottom は(必用なら空白行を挿入して)各頁の高さを同じにする (book style ではこれが既定値) \raggedbottom は高さ不揃いの頁を許す 当然 \raggedbottom 下での方が、改行エラー(overfull or underfull vbox) は 起きにくい ┏━━━━━━━━┓ ┃\pagebreak ┃ \linebreak, \nolinebreak と対応 ┃\pagebreak[n] ┃ ┃\nopagebreak ┃ ┃\nopagebreak[n] ┃ ┗━━━━━━━━┛ ┏━━━━━┓ ┃\samepage ┃\nopagebreak でも望ましくない改行が起きる場合に使う ┗━━━━━┛ 使用法は次の通り: 1) {\samepage ...} 中に不適切な改行箇所(その paragraph を終える空白行や命令 まで含め)を入れる 2) {\samepage ...} 中の改行されたく無い空白行の直後に \nopagebreak を置く 3) {\samepage ...} 中の改行したい場所に \pagebreak を置く 4) {\samepage ...} 中の footnote 箇所でも改行が防がれる ┏━━━━━━━━━┓ ┃\newpage ┃ \newpage は \newline と対応(\flushbottom 下でも ┃\clearpage ┃ 短い頁が作られる) ┃\cleardoublepage ┃ \clearpage は \newpage に似るが積み残しの table,figure ┗━━━━━━━━━┛ を text 無しの別頁に描かせる \cleardoublepage は twoside style 時に、必用なら空白頁を作って、次が奇数頁 (左側頁)になるようにする 【注意】\newpge,\clearpage を続けても空白頁が出来るわけでは無い(例えば からの \mbox{} を挟むとよい) ■■■■■■■■■ ■ 特殊文字 ■ ■■■■■■■■■ 半角の $, &, %, #, _, {, } はそれぞれ \$,\&,\%,\#,\_,\{,\} で入力 左の single quote は ^^(sp), 右のそれは単に ' 左の double quote は ^^(sp)^^(sp), 右のそれは単に '' \today は今日の日付を 昭和xx年mm月nn日 の形で出力 \西暦 は今日の日付を 19xx年mm月nn日 の形で出力 ■■■■■■■ ■ 目次 ■ (LC.3.3) ■■■■■■■ 目次を置く位置に \tableofcontents命令を置く 図目次,表目次は \listoffigures,\listoftables をおく 目次の見出しは \chapter,\section,\subsection,\subsubsection,\appendix命令等で 指定したものとなる テキスト ABC.TEX を jlatex でコンパイルすると 目次情報ファイル ABC.TOC (又は ABC.LOF,ABC.LOT) が作られ, 次にもう一度コンパイルすると目次が 出力される 目次を入れることにより頁番号が変わる時は更にもう一度コンパイルする ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\addcontentsline{種類}{区切り}{見出し}┃特定の内容を目次に挿入する ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 種類は toc(内容目次), lof(図目次), lot(表目次) 区切りは TOC なら part,section 等 LOF なら figure, LOT なら table 見出しに番号を付けるには見出しを \protext\numberline{番号}{見出し} とする 【例】\addcontentsline{toc}{subsection}{備考} \addcontentsline{toc}{section}{\protext\numberline{2.2a}{例}} ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\addtocontents{目次種類}{内容}┃特定の内容又は編集命令を目次に挿入する ┗━━━━━━━━━━━━━━━┛ 【例】\addtocontents{toc}{\vspace{2ex}} --> 巾 2exの行開け その他関連機能(LC.3.4) \secnumdepth, \tocdepth ■■■■■■■■■■■■■ ■ 字下げ・字寄せ ■ ■■■■■■■■■■■■■ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \begin{quote} 文章 \end{quote} ┃ 文章巾を左右同じだけ狭めて出力 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 文章中に空行があっても段落最初の字下げはしない(短い文章向き) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \begin{quotation} 文章 \end{quotation} ┃ 文章巾を左右同じだけ狭めて出力 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 文章中に空行があると段落最初の字下げをする(長い文章向き) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \begin{center} 文章 \end{center} ┃ 文章を行中央に出力 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \begin{flushright} 文章 \end{flushright} ┃ 文章を行の右寄せに出力 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 文章が複数行なら左端は揃わない ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \begin{flushleft} 文章 \end{flushleft} ┃ 文章を行の右詰めで出力 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 文章が複数行なら右端は揃わない ┏━━━━━━━━┓ ┃ \hspace{長さ} ┃ その箇所に指定の長さの水平空白を開ける(行頭では無視される) ┃ \hspace*{長さ} ┃ \hspaceに同じだが行頭でも有効 ┗━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━┓ ┃ \vspace{長さ} ┃ その箇所に指定の長さの垂直空白を開ける(頁頭では無視される) ┃ \vspace*{長さ} ┃ \hspaceに同じだが頁頭でも有効 ┗━━━━━━━━┛ 【注意】\hspace, \vspace 共に負の長さの指定が可能(重ね合わせが出来る) 【注意】\vspace をテキスト中に置くと、それを含む行と次の行の間を開ける 【例】 abc \hspace{3mm} def ┏━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \hfill 又は \hspace{\fill} ┃ その位置に可能な限りの水平空白を挿入 ┃ \hspace*{\fill} ┃ \hspace*{\fill}は行頭でも有効 ┗━━━━━━━━━━━━━━┛ 【例】 \begin{flushleft} テキスト \end{flushleft} は テキスト \hfill と同義 【例】 \begin{flushright} テキスト \end{flushright} は \hspace*{\hfill} テキスト と同義 【例】 \begin{center} テキスト \end{center} は \hspace*{\hfill} テキスト \hfill と同義 【例】 最初 \hfill 真中 \hfill 最後 ┏━━━━━━┓ ┃ \dotfill ┃ \hfill と同じだが空白のかわりに点線で埋める ┃ \hrulefill ┃ \hfill と同じだが空白のかわりに水平線(少し下寄り)で埋める ┗━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \vfill 又は \vspace{\fill} ┃ その位置に可能な限りの垂直空白を挿入 ┃ \vspace*{\fill} ┃ \vspace*{\fill}は頁頭でも有効 ┗━━━━━━━━━━━━━━┛ 【例】 \vspace{\fill} テキスト \vspace{\fill} 又は \vspace*{\fill} テキスト \vspace{\fill} は垂直方向のセンタリングを行う ┏━━━━━━┓ ┃ \bigskip ┃ ┃ \medskip ┃それぞれ指定の幅だけ垂直空白を置く ┃ \smallskip ┃ ┗━━━━━━┛ 実際は \vspace{\bigskipampunt}, \vspace{\medskipampunt} \vspace{\smallskipampunt} として定義されている ┏━━━━━━━━━┓ ┃ \addvspace{長さ} ┃ 指定の長さの垂直空白を挿入 ┗━━━━━━━━━┛ \vspace と同じ働きをするが、既に存在する \addvspace 命令で挿入された 垂直空白と重なるときは全空白長が指定長を越えない範囲で空白を付け加える 新しいパラグラフを作る環境命令の直前,直後に垂直空白を付け加える為に使われる ■■■■■■■■■■ ■ 箇条書き ■ ■■■■■■■■■■ ┏━━━━━━━━┓ ┃ \begin{itemize}┃ 複数項目を最初に・を付けて箇条書にする ┃ \item 項目 ┃ 入れ子にすることが出来る(先頭シンボルが対応して変わる) ┃ \item 項目 ┃ ┃ ---------- ┃ ┃ \end{itemize} ┃ ┗━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━┓ ┃ \begin{enumerate}┃ 複数項目を番号 1.,2.,...を付けて箇条書にする ┃ \item 項目 ┃ 入れ子にすることが出来る(先頭番号が対応して変わる) ┃ \item 項目 ┃ ┃ ---------- ┃ ┃ \end{enumerate} ┃ ┗━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━┓ ┃ \begin{description}┃ 見出しをゴチックで書きその後に項目を出力 ┃ \item[見出し]項目 ┃ 見出しは無くてもよい ┃ \item[見出し]項目 ┃ ┃ ---------- ┃ ┃ \end{description} ┃ ┗━━━━━━━━━━┛ ■■■■■■■■■■■ ■ Picture環境 ■ (L5.5,LC13) ■■■■■■■■■■■ ┏━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\begin{picture}(w,h)(x,y) ┃ picture環境一般形式 ┃ --------------------- ┃ w×h の Box領域を取る ┃\end{picture} ┃ (x,y) は領域左下隅の座標値の指定 ┗━━━━━━━━━━━━━┛ (無指示は (0,0) と見なす) 描画環境での長さ,座標の指定は全て指定基本単位による ┏━━━━━━┓ ┃\unitlength ┃長さ基本単位(既定値 1pt, 既定値自身は \setlength命令で ┗━━━━━━┛変更できる. 線幅や文字サイズは変わらない) 【例】\setlength{\unitlength}{1cm} ┏━━━━━━━━━━━━┓ ┃\thinlines ┃ 線幅変更(既定値は 細線 \thinlines) (LC.13.3) ┃\thicklines ┃ \thicklines は太線 ┃\linethickness{線太さ} ┃ \linethickness は指定線太にする(但し斜線, ┗━━━━━━━━━━━━┛ 円周,ovalのコーナーは変わらない) ┏━━━━━━━━━┓ ┃\put(x,y){画要素} ┃画要素を描画Box内にその参照点が座標 (x,y)となるようにおく ┗━━━━━━━━━┛画要素は 文字テキスト(参照点は文字列左下隅), \framebox,\makebox命令で作られる Box 等 【例】\put(1,3.4){an example}, \put(1,3.4){\framebox(3,1.1){Figure 1}} \put(1,3){\line(1,1){10}, \put(1,3){\circle{20}} 等 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\multiput(x,y)(dx,dy){コピー数}{画要素} ┃画要素のコピーを指定回数だけ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛書く 参照点は (x,y),(x+dx,y+dy),(x+2dx,y+dy),...と変わる 【例】\multiput(7,4)(1,1){5}{\circle*(0.2)} ■■■ 以下は全て画要素 ■■■ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\framebox(w,h)[位置指定]{テキスト}┃ 幅 w,高さ h の枠付の Boxを作り, ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ その中にテキストをおく テキストの枠内位置は l(左),r(右),t(上),b(下) で指定 (既定値は中央) Boxの参照点は左下隅 (Picture環境における \framebox命令は箱とテキストの間に余分な空白をいれない) (テキストそのものが枠をはみでてもよい) 【例】 \framebox(3,1.1)[br]{Figure} 3×1.1の枠付箱の中に文字 Figure を 右下詰めでおく ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\dashbox{破線長}(w,h)[位置指定]{テキスト} ┃枠が破線になるほかは \framebox ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ と同じ 破線長は単位破線の長さ(w,h はなるべくこの整数倍に取ると良い) 【例】 \put(7,4){\framebox[0.5](3,1.5)[br]{Figure}} ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\makebox(w,h)[位置指定]{テキスト) ┃枠線が無いほかは \framebox命令と同じ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 【例】\put(7,4){\makebox(3,1.1)[br]{Figure}} 【例】\makebox(0,0)[位置指定]{テキスト} によりテキストの参照点を指定位置に 出来る. 位置指定をせぬと参照点は左右上下とも真中になる ┏━━━━━━━━┓ ┃\line(x,y){線長}┃与えられた長さの線(参照点は端点の一つ) ┗━━━━━━━━┛傾きは (0,0) と (x,y) を結ぶ線と同じ 但し x,y は整数 -6,-5,...,5,6 で既約である必要 【例】\put(7,4){\line(3,-1){4.8}} ┏━━━━━━━━━┓ ┃\vector(x,y){線長}┃与えられた長さの矢印(参照点 (x,y) は端点の一つ, ┗━━━━━━━━━┛矢は他端点に付く) 傾きは (0,0) と (x,y) を結ぶ線と 同じ 但し x,y は整数 -4,-3,...,3,4 で既約である必要 【例】\put(7,4){\vector(3,-1){4.8}} ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\shortstack[位置指定](複数行テキスト) ┃テキストを縦に積み重ねた Boxを作る ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛行末は \\ で指示(行間も指定できる) 参照点は左下隅で位置指定は r(右ぞろえ),l(左ぞろえ) (既定値は 中央) 【例】\put(7,4){\shortstack{縦\\ 書\\ き}} ┏━━━━━━━━┓ ┃\circle{直径長) ┃ 与えられた直径の円を書く(参照点は中心) ┃\circle*{直径長)┃ \circle* は内部を塗りつぶす ┗━━━━━━━━┛ (直径は実際はいくつかの限られた値に丸められる) 【例】\put(7,4){\circle*(10)} ┏━━━━━━━━━━━┓ ┃\oval(w,h)[部分指定] ┃ 角の丸い w×h の枠線付 Boxを書く(参照点は中心) ┗━━━━━━━━━━━┛ 部分指定は l(右半分),r(左半分),t(上半分),b(下半分)で既定値は全体 【例】\put(7,4){\oval(3,5)[tl]} ┏━━━━━━━━┓ ┃\frame{テキスト}┃テキストを(適当な)枠で囲む(\fbox命令に似ているが ┗━━━━━━━━┛余分な空白をいれない 【例】\put(7,4){\frame{ABC}} ■注意■ Picture環境は大量のメモリーを使う為メモりー不足エラーになる場合がある ■注意■ \makebox... の内容を \savebox{\Box名}...として何度でも再利用できる Box名はあらかじめ \newsavebox{\Box名} で宣言しておく (L5.4) 引用時は \userbox{\Box名} と置く メモリー節約の為に不用になった Boxの内容を \sbox{\Box名}{} で空に出来る (\sboxはオプションの無い\savebox命令) 【例】 \newsavebox{\graph} \savebox{\graph}(3,1.3)[tr]{ABC} .......................... \put(-2,4){\frame{\userbox{\graph}}} \put(3,-4){\frame{\userbox{\graph}}} .......................... \sbox{\graph}{} ■注意■ Picture環境はそれ自身一つの Boxであり次のような使い方が出来る 【例】 \put(13,2){\begin{picture}(10,7) ... \end{picture}} ■注意■ 数値カウンターと \multiput命令を組み合わせた例 (LC.13.1,LC.7.4) 【例】\newcounter{cms} \begin{picture}(50,39) \multiput(10,7)(10,0){5}{\addtocounter{cms}{1} \makebox(0,0)[b]{\arabic{cms}}} \end{picture} ■注意■ カウンター変数を picture環境の座標指定に使う例 (\value{xcoord)は実際は長さ \value{xcoord}×\unitlength を表す) 【例】\setcounter{xcoord}{30} \setcounter{ycoord}{50} \put(\value{xcoord},\value{ycoord}){\line(1,0){30pt}} ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\begin{figure}[位置指定] 図本体 \end{figure} ┃ floating な図(適当な ┃\begin{figure*}[位置指定] 図本体 \end{figure*}┃ 場所に置かれる)を作る ┃\caption[図題]{見だしテキスト} ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ two-column 形式では figure型は single-column の図, figure*型は double- column の図 を生成(single-column 形式では同じ意味) 図本体は \textwidth の幅を持つ parbox となる 位置指定は図が置かれるべき頁中の位置を次の4文字の組み合せで示す(option) h figure環境が置かれたその位置に置く(double-column の図では不可) t 頁の先頭 b 頁の末尾(double-column の図では不可) p 図と表のみでテキストを含まぬ別の頁に置く (既定値は tbp) \caption は図環境中に置かれると番号付きの見出しを作る 図番号は自動的に通し番号が付く(report,book style では章番号と組み合せ) 図題はもしなければ見だしテキストが使われる 図題はセンタリングされるが, 図自身は左よせになる(必要なら center環境に入れる) caption番号を引用する \label命令は \caption の見だし文中か図本体の \caption 命令の後に置く 関連スタイルパラメータ topnumber 頁先頭に置くことが許される図と表の最大数を収めたカウンター \topfraction 頁先頭に置くことが許される図と表の量の頁全体での比率 \renewcommand で変更可能 bottomnumber 頁末に置くことが許される図と表の最大数を収めたカウンター \bottomfraction 頁末に置くことが許される図と表の量の頁全体での比率 \renewcommand で変更可能 totalnumber 一頁に現れることの出来る図・表の最大数 \textfraction テキスト頁のテキストの割合の最小値 \renewcommand で変更可能 \floatpagefraction 図・表のみの頁中の図・表が占める割合の最小値 (図・表頁中の空白割合を制限する) \renewcommand で変更可能 dbltopnumber topnumberの double-column版 \dbltopfraction \topfractionの double-column版 \dblfloatpagefraction \floatpagefraction の double-column版 \floatsep 頁頭・末に現れる図・表間に置かれる垂直空白の長さ(伸縮可能) \textfloatsep 頁頭・末に現れる図・表とテキスト間に置かれる垂直空白の長さ (伸縮可能) \intextsep h オプションで頁途中に置かれた図・表の前後置かれる垂直空白 の長さ(伸縮可能) \dblefloatsep \floatsep の double-column 版 \dbletextfloatsep \textfloatsep の double-column 版 ■■■■■■■ ■ Box ■ (L5.4.3, LC) ■■■■■■■ box は一つの単位として扱われる集まりで, 改行・ページで分割されることはない array,tabular,picture環境は一つの box を作り出す 他に LR box (内部が LR モードで編集される), parbox (内部が paragraph モード で編集される), rule box (黒塗り矩形) を作る命令がある box を作る命令は凡てのモードで使用可能でその時点で有効な字体指定に基づき 内部が組まれる(\em が有効なら box の中も \em で組まれる) 但し math mode 中の box は最も近い直前の字体指定で組まれ math italic に はならない ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\makebox[box幅][左右位置指定]{テキスト} ┃ LR box を作る ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 幅指定がなければテキストの自然な幅を持つ 左右位置指定は box 内のテキストの位置を指定, l は左寄せ, r は右寄せ 既定値は中央 もしテキスト幅が指定幅を越えればテキストは box の外にはみ出て置かれる 【例】 \makebox[1.5cm][r]{ABCDEF} 【例】 行頭に \makebox[0pt][r]{text} を置くと text は頁の左余白に置かれる ┏━━━━━━━━┓ ┃\mbox{テキスト} ┃ \makebox のオプション無しの簡略版 ┗━━━━━━━━┛ 数式中にテキストを置くためにしばしば用いられる 【例】 $ y=f(x) \mbox{\ if\ } x\geq 0$ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\framebox[box幅][左右位置指定]{テキスト}┃ 枠線付きの LR box を作る ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 幅指定がなければテキストの自然な幅を持つ 左右位置指定は box 内のテキストの位置を指定, l は左寄せ, r は右寄せ, 既定値は中央 もしテキスト幅が指定幅を越えればテキストは枠の外にはみ出て置かれる ┏━━━━━━━━┓ ┃\fbox{テキスト} ┃ \framebox のオプション無しの簡略版 ┗━━━━━━━━┛ ┏━━━━━┓ ┃\fboxrule ┃ \framebox, \fbox の枠線の太さ ┃\fboxsep ┃ \framebox, \fbox の枠線と中身の間に置かれる空白幅 ┗━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\parbox[上下位置指定]{box幅}{テキスト}┃ paragraph mode の box を作る ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ box 内の先頭行は indent されない 上下位置指定は box の基準線の上下位置を指定, t は上端, b は下端, 既定値は中央で合わせる list,trivlist,tabular環境,\footnote命令は parbox 中に置けぬ 垂直位置を任意に調節するためには \raisebox命令と組み合わせる ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\begin{minipage}[上下位置指定]{幅} テキスト \end{minipage}┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ \parbox と同様の box を作る環境 box 内の先頭行は indent されない 上下位置指定は box の基準線の上下位置を指定, t は上端, b は下端, 既定値は中央 list,trivlist,tabular環境は parbox 中に置けぬが, minipage 中には置ける minipage中の \footnote命令は脚注を minipage の最後に置く minipageの最初に数式行,tabular,tabular*を置くと(fleqn スタイル以外では) 余分な垂直空白を先頭に置く. これを除くにはテキスト先頭に \vspace{-\abovedisplayskip} を置く ┏━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\rule[上下移動量]{幅}{高さ} ┃与えられた幅と高さの黒塗りの矩形 rulebox を作る ┗━━━━━━━━━━━━━━┛ もし上下移動量があればその分上下に移動(既定値零 負ならば下へ移動) 幅, 高さを小さくすることにより任意長の縦・横線を作れる 特に幅が零の rulebox は strut と呼ばれ垂直方向の幅の調整に使われ 数式中等の \vspace命令が使えぬ場所で代りをする 【例】\fbox{ABC} と \fbox{\rule[-.5cm]{0cm}{1cm}ABC} ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\raisebox{上下移動量}[高さ][深さ]{テキスト} ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 与えられたテキストを LRモードで編集した Box を作り, それを上下移動量分 上下に移動(負ならば下へ移動) もし高さ, 幅が与えられた場合は(実際の高さ, 幅とは無関係に)それを 高さ, 幅が与えられた場合は(実際の高さ, 幅とは無関係に)それを小さくすることにより任意長の縦・横線を作れる 特に幅が零の rulebox は strut と呼ばれ垂直方向の幅の調整に使われ 数式中等の \vspace命令が使えぬ場所で代りをする 【例】\fbox{ABC} と \fbox{\rule[-.5cm]{0cm}{1cm}ABC} 【注意】一つの box を表示するためにはそれを display math 環境中におけばよい 又 center環境を使ってもよい 例 \[ \fbox[1in][l]{ABC} \] ┏━━━━━━━━━━━━┓ ┃\newsavebox{新box変数名}┃box を保存しておく変数を定義 ┗━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\savebox{box変数名}[幅][左右位置]{テキスト} ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ \makebox[幅][左右位置]{テキスト} を変数に代入 ┏━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\sbox{box変数名}{テキスト}┃ ┗━━━━━━━━━━━━━┛ \mbox{テキスト}を変数に代入 ┏━━━━━━━━━┓ ┃\usebox{box変数名}┃ ┗━━━━━━━━━┛ box変数に最も最近に代入された box を印刷する 【例】 \newsavebox{\hisname} \savebox{\hisname}[3cm]{Someone Somewhere} .............. Dear Mr.~\usebox{\hisname}, ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\marginpar[左テキスト]{右テキスト}┃ ┃\reversemarginpar ┃ ┃\normalmarginpar ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 左右のページ余白に置かれる parbox の注釈テキストを作る 左右どちらの余白に置かれるかは既定値で決る, 但し option の左テキストがあれば 左余白に置かれる single-column で両側頁印刷では marginpar は偶(奇)数頁では左(右)余白に置かれる single-column で片側頁印刷では marginpar は右余白に置かれる \reversemarginpar命令は左右既定値を逆転させる \normalmarginpar命令は左右既定値を本来のものに戻す 余白注釈文は \marginpar が置かれた行が先頭行となるように普通置かれる 関連スタイルパラメータ \marginparwidth 余白注釈文を含む parbox の幅長 \marginparsep 余白注釈文と外側余白間の距離 \marginparpush 二つの引き続く余白注釈文間の距離 ■■■■■■■ ■ 配列 ■ (L3.3.3, LC.9.2) ■■■■■■■ 配列環境は math mode, display math mode で使われ,それ自身数式,配列の一部分 となれる ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\begin{array}[垂直位置指定]{要素位置指定} ┃ 配列環境一般形式 ┃ ...&...&...\\ ┃ ┃ ...... ┃ 同一行の各要素は & で仕切る ┃ ...&...&... ┃ 行(最終行を除く)末に \\ を置く ┃\end{array} ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 位置指定は各列毎に c(中央),r(右よせ),l(左よせ) を並べて指定 垂直位置指定は配列の基準線を t(第一行),b(最終行) のそれにあわせる (無指示なら中間に置く) 要素中の空白は無視される 配列中の指示の効力は局所的で一般に &,\\,\end{array} を越えると無効 \\ の代りに \\[行間長さ] を用いて行間を調節出来る (LC.1.6) 【例】\begin{array}{clc} 【例】 y = x - \begin{array}[t]{c} a_{11}&a_{12}&a_{13}\\ a_{1}\\ a_{21}&a_{22}&a_{23}\\ a_{2} a_{31}&a_{32}&a_{33} \end{array} \end{array} ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\leftデリミター \begin{array} ... \end{array} \rightデリミター┃(L3.3.4) ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ デリミター付の配列 (二つのデリミターは異なってよい) デリミターは (,),\{,\},[,],/,|,\|,\lfloor,\rfloor,\lceil,\rceil,\langle, \rangle,\uparrow,\downarrow,\updownarrow,\Uparrow,\Downarrow,\Updownarrow 特に \left. や \right. としてデリミターを空に出来る 【例】\left\{ \begin{array}{clc} a_{11}&a_{12}&a_{13}\\ a_{21}&a_{22}&a_{23}\\ a_{31}&a_{32}&a_{33} \end{array} \right\} ■■■■■■■ ■ 表 ■ (L3.6.1, L3.6.2, LC.9.1) ■■■■■■■ tabbing環境は独立した節を作る(途中の行替えも起こる) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\begin{tabbing} 複数行テキスト \end{tabbing} ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 行中でタブ位置を \= で指示(次行以降で新たに指示し直し出来る) 同じタブ位置を次行以降で参照するときは \> を置く 行末(最終行を除く)には \\ を置く 記号 \= 等を本来の意味で tabbing環境中で使うためには \a= 等とする \\ の代りに \\[行間長さ] を用いて行間を調節出来る (LC.1.6) 空白は通常の意味を持つ 行末が \\ の代りに \kill である行は出力されぬ(タブ位置指定に使う) 本来のタブ位置を越えている長い文章は \> によって重ね書きされる tabbing環境中の指示の効力は局所的で一般に \=,\>,\\,\kill,\end{tabbing} を 越えると無効 その他関連命令(see LC9.1) \+,\-,\<,\',\^^ ,\pushtabs,\poptabs,\tabingsep 【例】\begin{tabbing} 【例】\begin{tabbing} クラス \= 名前 \= 番号 \\ 阿阿阿 \= 阿阿阿阿阿 \= 666 \kill \> 佐藤 \> 10 \\ 一番 \> 佐藤 \> 12 \\ 二組 \> 伊藤 \> 12 五番 \> 伊藤 \> 23 \end{tabbing} \end{tabbing} tabular環境は内部はテキストモードであるが,全てのモードで使える Boxを作る ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\begin{tabular}[基準線]{欄指定リスト} 項目欄 \end{tabular}┃(LC.9.2) ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 基準線は t(第一行),b(最終行) 項目位置指定は l(左寄せ),r(右寄せ),c(中央)で 縦線は | で指示 又 @{text} で特定の表現 text を各行にはさめる @{\hspace{1cm}} の様な指定で項目欄の巾を指定できる 又 p{巾長} で対応項目が \parbox[t]{巾長} の変数になっているかのように出来る (一つのテキスト節を項目に出来る。テキストを強制改行するときは \\ は使えな い。欄の終了記号と見なされる。\linebreak か \newline命令を使う。 \linebreak命令はテキストが行いっぱいに収まるように空白を挿入する) *{n}{欄指定リスト}で欄指定リストの n回の繰り返しを表す 行両端に自動的に入る空白を特に除くには @{} を欄指定リストの該当位置におく 各欄の末尾には \\ を置く(最終欄には置いても置かなくても可) 行中の各項目は & で仕切る 項目欄中に書ける特殊命令には 表最左端の縦線は 行末を \\ \hline とする(最終行も) 一つの行の上下を結ぶ縦線は \vline とする(@{}表現中でも使える) 第二,第三の項目をつなぐ水平線を挿入するには \cline{2-3} をおく \multicolumn{n}{欄指示}{項目} は以降の n個の項目をつないで単独の 項目にする(特に n=1なら欄指定の一時的変更が出来る) 【例】\begin{tabular}{||l@{行}|lr||} \hline \multicolumn{3}{c}{ひらがな} \\ \hline あ & い & う \\ \cline{2-3} & え & お \\ \hline か & き & くけこ \\ \hline \end{tabular} 【例】二つの表を横に並べる工夫 (\hspace で表間距離調節) \begin{tabular}{|c|c|c|c|c|} \cline{1-2}\cline{4-5} A & B & \hspace{1cm} & a & b \\ \cline{1-2}\cline{4-5} C & D & & c & d \\ \cline{1-2}\cline{4-5} \end{tabular} 【例】縦に並ぶ二つの表の縦線を揃える工夫 (\vspace で表間距離調節) \begin{tabular}{|c|c|} \hline Aa & B \\ \hline C & Dd \\ \hline \multicolumn{2}{c}{\vspace{-2mm}} \\ \hline E & F \\ \hline G & D \\ \hline \end{tabular} ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\begin{tabular*}{巾}[基準線]{欄指定リスト} 項目欄 \end{tabular*}┃(LC.9.2) ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ (表)巾を指定した tabular環境(巾を確保するために空白が適宜挿入される) @表現中の \extracolsep{巾}命令はそれ以降の各項目の右に指定巾の空白をおく 次の style parameter は array,tabular環境中の幾つかの既定の長さを変更する ために使われる(see LC.9.1) \arraycolsep, \tabcolsep, \arrayrulewidth, \doublerulesep \arraystretch (行間の空白の高さに対する比例定数, 既定値 1) \renewcommand{\arraystretch}{2} 等とすることにより行間を広げることが出来る 【例】一つの典型\begin{center}{ %\setlength{\tabcolsep }{ 2pt}%項目間の空白長の半分 %\setlength{\arrayrulewidth }{12pt}%(|,\hline,\cline等による)垂直隔線の高さ %\setlength{doublerulesep }{ 1pt}%連続する|,\hline による垂直隔線の間隔 %\renewcommand{\arraystretch}{ 1.3}%行間の空白の高さに対する比例定数,既定値 1 \begin{tabular}{|r|*{4}{c|}} \hline % & & & & & \\ \hline & & & & & \\ \hline % \end{tabular} } \end{center} ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\begin{figure}[位置指定] 表本体 \end{figure} ┃ floating な表(適当な ┃\begin{figure*}[位置指定] 表本体 \end{figure*}┃ 場所に置かれる)を作る ┃\caption[表題]{見だしテキスト} ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ two-column 形式では figure型は single-column の表, figure*型は double- column の表 を生成(single-column 形式では同じ意味) 表本体は \textwidth の幅を持つ parbox となる 位置指定は表が置かれるべき頁中の位置を次の4文字の組み合せで示す(option) h figure環境が置かれたその位置に置く(double-column の表では不可) t 頁の先頭 b 頁の末尾(double-column の表では不可) p 図と表のみでテキストを含まぬ別の頁に置く (既定値は tbp) \caption は表環境中に置かれると番号付きの見出しを作る 表番号は自動的に通し番号が付く(report,book style では章番号と組み合せ) 表題はもしなければ見だしテキストが使われる 表題はセンタリングされるが, 表自身は左よせになる(必要なら center環境に入れる) caption番号を引用する \label命令は \caption の見だし文中か表本体の \caption 命令の後に置く 関連スタイルパラメータ topnumber 頁先頭に置くことが許される図と表の最大数を収めたカウンター \topfraction 頁先頭に置くことが許される図と表の量の頁全体での比率 \renewcommand で変更可能 bottomnumber 頁末に置くことが許される図と表の最大数を収めたカウンター \bottomfraction 頁末に置くことが許される図と表の量の頁全体での比率 \renewcommand で変更可能 totalnumber 一頁に現れることの出来る図・表の最大数 \textfraction テキスト頁のテキストの割合の最小値 \renewcommand で変更可能 \floatpagefraction 図・表のみの頁中の図・表が占める割合の最小値 (図・表頁中の空白割合を制限する) \renewcommand で変更可能 dbltopnumber topnumberの double-column版 \dbltopfraction \topfractionの double-column版 \dblfloatpagefraction \floatpagefraction の double-column版 \floatsep 頁頭・末に現れる図・表間に置かれる垂直空白の長さ(伸縮可能) \textfloatsep 頁頭・末に現れる図・表とテキスト間に置かれる垂直空白の長さ (伸縮可能) \intextsep h オプションで頁途中に置かれた図・表の前後置かれる垂直空白 の長さ(伸縮可能) \dblefloatsep \floatsep の double-column 版 \dbletextfloatsep \textfloatsep の double-column 版 ┏━━━━━━━━━━━━┓ ┃\begin{table}[位置指定] ┃表に表番号と見出しを付ける. ┃\caption{見だし} ┃位置指定は option で, ┃ 表 ┃ h(その場に置く),t(頁先頭に置く),b(頁末尾に置く) ┃\end{table} ┃ ┗━━━━━━━━━━━━┛ 表番号は自動的に通し番号が付く(report,book style では章番号と組み合せ) 表題はセンタリングされるが, 表自身は左よせになる(必要なら center環境に入れる) ■■■■■■■■■■■■■■■ ■ 頁物理的パラメータ書式 ■ ■■■■■■■■■■■■■■■ 一段組頁パラメータ 各頁のレイアウトを決めるパラメータには ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 各々既定値がある(独自の設定にするには ┃1インチ  ↓1インチ ┃ プリアンブル中で ┃→┏━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \setlength{\oddsidemargin}{15pt} ┃ ┃ ↓\topmargin ┃ ┃ \addtolength{\textheight}{27pt} ┃ ┃ ┏━━━━━━━━━━┓┃ ┃ 等指定) ┃ ┃ ┃↓\headheight ┃┃ ┃1インチの余白は dvi2.cnf ファイル中で ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━┛┃ ┃ 変更可能 ┃ ┃ ┏━━━━━━┓┃ ┃jarticle形式での既定値は ┃ ┃ ┃↓\topskip↑┃┃ ┃ \topmargin=27pt(9.5mm) ┃ ┃ ┏━━━┛━━━ │┃┃ ┃ \headheight=12pt(4.2mm) ┃ ┃ ┃ \textheight \topskip=10pt(3.5mm) ┃余┃→┃\oddsidemargin, │┃┃ ┃ \textheight=578pt(203.2mm) ┃白┃ ┃\evensidemargin │┃┃ ┃ \textwidth=327pt(114.9mm) ┃ ┃ ┃ │┃┃ ┃ \footheight=12pt(4.2mm) ┃ ┃ ┃ │┃┃ ┃ \footskip=30pt(10.5mm) ┃ ┃ ┃ ↓┃┃ ┃ \oddsidemargin=60pt(21.1mm) ┃ ┃ ┃←─\textwidth──→┃┃ ┃ \evensidemargin=60pt(21.1mm) ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━┛┃ ┃ \columnsep=10pt(3.5mm) ┃ ┃ ┏━━━━━━━━━↑┓┃ ┃ \columnseprule=0(隔線無) ┃ ┃ ┃↓\footheight ↓\footskip ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━┛┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━┛ ┃ ┃ 余白 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 二段組頁パラメータ(一段組パラメータに加えて) ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃┏━━━━━━━━━━━━━┓┃ ┃┃┏━━━━━━━━━━━┓┃┃ ┃┃┗━━━━━━━━━━━┛┃┃ ┃┃┏━━━┓ ┃ ┏━━━━┓┃┃ ┃┃┃ ┃←→\columnsep┃┃┃ ┃┃┃ ┃ ┃ ┃ ┃┃┃ ┃┃┃ →┃←\columnseprule(隔線太さ 0pt可) ┃┃┗━━━┛ ┃ ┗━━━━┛┃┃ ┃┃┏━━━━━━━━━━━┓┃┃ ┃┃┗━━━━━━━━━━━┛┃┃ ┃┗━━━━━━━━━━━━━┛┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━┓ ┃\baselinestretch┃ 行間隔の既定値に対する比例定数値 ┗━━━━━━━━┛ (\baselinestretch 自身の既定値は 1) 【例】double-spaced にするためには preamble部(\documentstyle と \begin{document} の間)に \def\baselinestretch{2} と置く 又、例えば、\def\baselinestretch{1.7} と置けば控え目の double-spaced に なる ┏━━━━━┓ ┃\parindent┃ paragraph 先頭での indent 量 parbox中では 0pt になる ┗━━━━━┛ 例えば \setlength{\parindent}{0pt} と置けば常に \noindent となる ■■■■■■■■ ■ 長さ命令 ■ L5.4.1 ■■■■■■■■ 長さ変数は単位付き長さを表す実数値を値に持つ ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\newlength{長さ命令} ┃ 新しい長さ命令を定義する ┃\setlength{長さ命令}{長さ} ┃ 長さ命令に長さを代入 ┃\addtolength{長さ命令}{長さ} ┃ 長さ命令に長さを加える ┃\setwidth{長さ命令}{テキスト} ┃ 長さ命令に(LR modeの)テキストの幅を代入 ┗━━━━━━━━━━━━━━━┛ 【例】 \newlength{\interval} \setlength{\interval}{1.5in} \setlength{\interval}{\em} \addtolength{\interval}{0.3in} \addtolength{\interval}{-.3\interval} \setwidth{\interval}{$y=f(x)$} ┏━━━━━━━━━━┓ ┃\fill ┃ 長さ 0 で無限に伸びることのできる長さ(rubber length) ┃\stretch{符号付実数}┃ \fillの指定倍の伸縮性を持つ rubber length ┗━━━━━━━━━━┛ ■■■■■■■■■■■ ■ カウンター命令 ■ LC.7.4 ■■■■■■■■■■■ カウンター変数は整数値を持ち主に番号付けに用いられる ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\newcountero{新カウンター名}[既存カウンター名] ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 新しいカウンターを定義する (preamble部に置く, カウンター名には \ が付かない) カウンターの初期値は 0 になる オプションの既存カウンター名があれば新カウンターはそれに従属する (-> \stepcounter,\refstepcounter命令を参照) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\setcounter{カウンター名}{整数値} ┃ カウンターに数値を代入 ┃\addtocounter{カウンター名}{整数値} ┃ カウンターに数値を加える ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━┓ ┃\theカウンター名┃カウンターの現在値を印刷する命令 ┗━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━┓ ┃\value{カウンター名}┃カウンターの現在値を表す数値 ┗━━━━━━━━━━┛ 【例】 \newcounter{kosuu} \setcounter{kosuu}{3} \addtocounter{kosuu}{5} \thekosuu \setcounter{kosuu}{\value{kaisuu}} \addtocounter{kosuu}{\value{kaisuu}} ┏━━━━━━━━━━━━┓ ┃\arabic{カウンター名} ┃カウンターの現在値をアラビア数字で印刷 ┃\roman{カウンター名} ┃ 小文字ローマ数字で印刷 ┃\Roman{カウンター名} ┃ 大文字ローマ数字で印刷 ┃\alph{カウンター名} ┃ (対応)小文字アルファベットで印刷(値は26以下) ┃\Alph{カウンター名} ┃ (対応)大文字アルファベットで印刷(値は26以下) ┗━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━━┓ ┃\fnsymbol{カウンター名} ┃カウンター値(1--9) に応じ 9種類の ┗━━━━━━━━━━━━┛ footnote用シンボルを印刷(math modeでのみ使用) ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\stepcounter{カウンター名} ┃カウンター値を一つ増すと共に従属する ┃\refstepcounter{カウンター名} ┃ カウンターの値をすべて 0 にリセットする ┗━━━━━━━━━━━━━━━┛\refstepcounter は更に変数 \ref の現在値を \theカウンター名に等しくする 【例】カウンター変数を picture環境の座標指定に使う例 (\value{xcoord)は実際は長さ \value{xcoord}×\unitlength を表す) \setcounter{xcoord}{30} \setcounter{ycoord}{50} \put(\value{xcoord},\value{ycoord}){\line(1,0){30pt}} ■■■■■■■■ ■ 文献引用 ■ ■■■■■■■■ LaTeX で文献を引用するには(いちいち直接テキストに書き込むやり方を別にして) 二つある [1] thebibliography環境を用いて文献とそのキーワードの一覧表を作り, テキスト中ではそのキーワードで参照する [2] 文献のデータベース BIBファイル を作り BibTeX を用いて文献参照をする ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\begin{thebibliography}{文字列} ┃ bibliography環境の位置に ┃\bibitem[ABC]{abc} {\em .... ┃ References が置かれる ┃\bibitem[DEF]{def}.... ┃ (L4.3.1) ┃.................... ┃ ┃\end{thebibliography} ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 各 \bibitem項 の第二引数が文献を参照する際のキーワードでテキスト中で \cite{abc} と書くと, その位置に [] で囲った第一引数 [ABC] が置かれる. たとえば theorem-like環境の引数中で使った例 \begin{theorem}[{\cite[Pogosian, 1984, Theorem 7]{Pogosian2}}] \begin{thebibliography}の引数は \bibitem の第一引数の内最長のものと 長さが同じか, 少し長い文字列を見本に置く \bibitem の第一引数が無い形式では \cite{abc} の位置に [] で囲った文献番号 (書かれた順)が書かれる. このとき \begin{thebibliography}の引数は, 例えば \begin{thebibliography}{99}, 番号が二桁の時, とする \cite命令は \cite{abc,def} の用に複数のキーワードを同時に参照出来る. 結果は [ABC,DEF] や [12,34] の様になる \cite命令は \cite[pages 12-15]{abc} の用に optionの引数を持てる 結果は [ABC, pages 12-15] の様になる ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ Bibliography データベース BIB ファイル ┃ (LB) ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ bibliograph database ファイル(拡張子 .BIB) に文献を登録しておき, 他の LaTeX ファイル から参照することが出来る. BIBファイルは次のようなリストの集まりである @book{alice, author="Lewis Carrol", title="Alice in the wanderland", publisher="Certain Publishing Co.", address="Somewhere", volume=12} ここで @book は本の部類であることを示し, alice が参照用キーワードとなる 各項目は , で区切られる(前後に空白があってもよい) 各項目の内容は "" か {} で "..." 又は {...} の様に囲まれる 但し数字だけからなる内容は囲まなくても(囲んでも)良い 人名に関する注意 "John Paul Jones" は "Jones, John Paul" と同じ意味になる "Per Brinch Hansen" は "Brinch Hansen, Per" 又は "{Per Brinch} Hansen" と書くべき(Brinch Hansen が last name) "...and...and others" と書くと others は {\em et al.} の様に書かれる BibTeX は title 中の不適当と思われる大文字を小文字に代えてしまうので, 特に大文字にしておきたいところは {} でくくる 【例】title="The animal of {Africa}" 又は title="The animal of {A}frica" 項目内容を略記法で表す事が出来る 略記法は命令 @string{aos="Anals of Statistics"} で定義(aos で囲み付の "Anals of Statistics" を表す) し journal=aos の様に使う 省略名には "#%'(),={} が現れてはいけない 又省略名の大文字・小文字は区別されない(AoS,AOS,aosは皆同じ) 省略名の定義はそれが使われる前ならどこに置いても良い 幾つかの省略名(月名 jan,feb,mar や雑誌名)が biblography style file 中で 既に定義されてある 各部類毎に 必須内容, 選択内容(無くても良いが, あれば意味を持つ), 無視内容(あっても良いが無視される) が異なる article 必須(author, title, journal, year) 選択(volume, number, pages, month, note) book 必須(author or editor, title, publisher, year) 選択(volume, series, address, edition, month, note) booklet (印刷製本されているが, 出版社・団体名が無いもの) 必須(title) 選択(author, howpublished, address, month, year, note) inbook (本の一部, 一つの章かある範囲の頁を指す) 必須(author or editor, title, chapter and/or pages, publisher, year) 選択(volume, series, address, edition, month, note) incollection (本の一部でそれ自身の title を持つ) 必須(author, title, booktitle, publisher, year) 選択(editor, chapter, pages, address, month, note) inproceedings (conference 中の論文) 必須(author, title, booktitle, year) 選択(editor, pages, organization, publisher, address, month, note) manual 必須(title) 選択(author, organization, address, edition, month, year, note) mastersthesis (Master 論文) 必須(author, title, school, year) 選択(address, month, note) misc (他に分類しようが無いもの) 必須(無し) 選択(author, title, howpublished, month, year, note) phdthesis (Ph.D 論文) 必須(author, title, school, year) 選択(address, month, note) proceedings (conference の proceeding) 必須(title, year) 選択(editor, publisher, organization, address, month, note) techreport (technical report) 必須(author, title, institution, year) 選択(type, number, address, month, note) unpublished (autho, title があるが公式には出版されていないもの) 必須(author, title, note) 選択(month, year) 各項目の説明 address=出版社の住所(著名なら市迄, それ以外は完全な住所) author=name(s) of author(s) annote=annotation(注釈) 注釈付の文献用 booktitle=その一部が title 付で引用される本の title名 chapter=章番号 edition=版 例えば "second" editor=name(s) of editor(s) howpublished=出版に纏わる特異な事情 institution=作品を出版した機関名 journal=journal名 key=author, editor欄が無いときに文献を アルファベット順に並べる目的で置く \cite命令で使われるキーワードとは違う month=月名 (jan, feb, mar 等の略記法が出来る) note=読者の助けになる付加的情報 number organization=conference を主催した組織名 pages=頁範囲で 42--111, 7, 41, 73--94 等を指定 publisher school series title type=technical report の種類 (例えば "Research Note") volume year=出版年 (1979 の様に数字だけからなる) ┏━━━━━━━━┓ ┃ BIBTEX の用法 ┃(L4.3.2) ┗━━━━━━━━┛ LaTeX ファイル中に必用となる BIBファイル名を references を置くべき位置に 命令 \bibliography{abc,xyz} で指定(例では abc.bib と xyz.bib を指定した) 用いるべき bibliography style を命令 \bibliographystyle{plain} で指定(bliography style file PLAIN.BST を指定した) \bibliography の後 Bibliography style file には plain 項目は abc順に並べられ, 通し番号ラベル([12]のごとく)が付く unsrt 項目は引用された順に並べられ, 通し番号ラベル([12]のごとく)が付く alpha 項目は abc順に並べられ, 著者名と出版年から作られるラベル ([Knu66]のごとく)が付く abbrv first name, month name, journal name が略記される jplain,junsrt,jalpha,jabbrv はそれぞれ日本語版 テキスト中では \cite{文献キーワード} 又は \cite[付加項目]{文献キーワード} で参照(thebibliography環境での\cite命令の用法を参照) 文章中には引用されないが references には入れたい文献は, 適当なところで \nocite{文献キーワード} と置く テキスト処理 (ファイル ABC.tex を処理) 1) jlatex ABC -> ABC.tex から ABC.aux が作られる 2) bibtex ABC -> ABC.aux から ABC.bbl が作られる (出力情報がファイル ABC.bld に書かれる) 3) jlatex ABC -> ABC.bbl を用いて ABC.tex が書き換えられる 4) jlatex ABC -> ABC.bbl を用いて ABC.tex が今一度書き換えられ 文献入りの ABC.dvi が作られる (bibtex ABC.aux とするとエラー) (ABC.bbl ファイルを独自に修正することも可能) ■■■■■■■■■■ ■ 参照番号引用 ■ (L4.2, LC.10.2) ■■■■■■■■■■ ┏━━━━━━━━━┓ ┃ \ref{keyword} ┃式・図・節番号等を keyword で参照する ┃ \label{keyword} ┃keyword は a--z,A--Z,0--9, .:;,?!'()[]-/*@ から成る  ┗━━━━━━━━━┛ 例えば式番号 12 が割り当てられる数式に \ref{eqA} で keyword eqA を付けると 以後 \label{eqA} は数字 12 と同値になる 節番号を参照するには例えば \section{ Basic Results \ref{sectionBS} } とする 番号が割り当てられる環境 equation,eqnarray,enumerate(item番号),figure,table, 定理様環境は \ref で番号の参照が出来る 【例】 \begin{equation} y=f(x) \ref{eqA} \end{equation} - - - - - 既に示した式 (\label{eqA}) を思い出そう。 ┏━━━━━━━━━┓ ┃ \pageref{keyword}┃頁番号を key word で参照する ┗━━━━━━━━━┛ 番号参照したい頁に \label{keyword} を置くと、\pageref{keyword} はその番号 を表す 【例】 See page~\pageref{basicdef} for those definitions. 【注意】 番号参照は直前の compile時の結果に基づいて行われるから、変更が あった時は 二度 LaTeX にかける必要がある 【注意】   ■■■■■■■■■■■ ■ 新環境定義 ■(L3.4.2, LC.7.2) ■■■■■■■■■■■ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \newenvironment{新環境名}{開始text}{終了text}┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 新しい環境を定義する. 開始textは \begin{新環境名} とともに置かれる内容. 終了textは \end{新環境名} とともに置かれる内容. (普通既にある環境に+αするために使われる) 【例】\newenvironment{emitemize}{\begin{itemize}\em}{\end{itemize}} と定義し \begin{emitemize} text \end{itemize} とすると text が \emスタイル になる ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \newenvironment{新環境名}[変数の数]{開始text}{終了text}┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 上と同じだが指定された数の変数を持つ環境を定義する. 変数は開始テキスト中に順に #1,#2,.. と現れる. 【例】\newenvironment{emquote}[1]{\begin{quote}{\em #1 \/}:}{\end{itemize}} と定義し \begin{emquote}{Answer} text \end{itemize} とすると text が \quote体で 書かれ, 最初に \em体で Answer: が置かれる ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \renewenvironment{新環境名}[変数の数]{開始text}{終了text}┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 既に存在する環境名を再定義する(単に \newenvironment するとエラー) ■■■■■■■■■■■■■ ■ 定理様環境定義 ■(L3.4.3, LC.7.3) ■■■■■■■■■■■■■ ┏━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \newtheorem{環境名}{項目名}┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━┛ 定理, 補題等を述べる新しい環境を定義する. 環境名は\begin{環境名}と使われ, 項目名が実際に最初に置かれる(ボールド体で使われた順に通し番号が付く) 環境内のテキストは \em 体になる どこでも置けるが preamble部(\begin{document}以前)に置くのが良い 【例】\newtheorem{theorem}{THEOREM} と定義し \begin{theorem} 定理内容text \end{theorem} と用いる ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \newtheorem{環境名}{項目名}[counter名] ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 通し番号が指定counter(chapter, section 等)の数字になる 【例】\newtheorem{theorem}{THEOREM}[chapter] と定義し \begin{theorem} text \end{theorem} と用いると THEOREM 3.1 の様に番号が付く(3章の1節にあるとして) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \newtheorem{環境名}[他の定理様環境名]{項目名} ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 通し番号を他の定理様環境と共有するようにする 【例】\newtheorem{proposition}{PROPOSITION} と \newtheorem{theorem}[proposition]{THEOREM} と定義すると THEOREM と PROPOSITION が共通の通し番号を持つ様になる ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \begin{定理様環境名}[注釈text] ┃ 注釈を()内にいれる ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 【例】\newtheorem{lemma}{Lemma} とし \begin{lemma}[Zorn] とすると Lemma 4 (Zorn) の様になる 【注意】例えば Remark の用にイタリック体になっては困る場合は \newtheorem{remark}{Remark} と宣言した上で、実際の使用は \begin{remark}{\rm テキスト}\end{remark} とする ■■■■■■■■■■■ ■ 新命令定義 ■(L3.4.1, LC.7.1) ■■■■■■■■■■■ ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \newcommand{命令名}{定義内容}┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━┛ ある命令に名前を与え,以後その名で引用できるようにする 定義内容自身に他の定義が現れても良い 【例】 \newcommand{\ug}{\mbox{$\Gamma$}} \newcommand{\be}{\begin{enumerate}} ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \newcommand{命令名}[変数の数]{定義内容}┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 指定した数の引数を持たせる. 引数は定義に #1,#2,...の順に現れる 【例】 \newcommand{\betafunction}[2]{{\rm Beta}(#1,#2)} 使用時は \betafunction{\alpha}{x+1} のように使う 【例】 \newcommand{\bfmath}[1]{{\mbox{\boldmath $#1$}}} math symbol のボールド化 $\bfmath{n}=(n_1,n_2,\cdots)$ の様に使う ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \renewcommand{既存命令名}[変数の数]{新定義内容}┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 既に存在している命令の内容を変える 【例】section番号を大文字ローマ字、subsection番号を大文字アルファベットで 表示するようにするには \renewcommand{\thesection}{\Roman{section}} \renewcommand{\thesubsection}{\thesection-\Alph{subsection}} (section,subsectionはカウンター名、\thesection,\thesubsection は) それを印字する命令名)   ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ キーボード入力・スクリーン出力 ■(L4.6, LC.10.6) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ┏━━━━━━━━━━━┓ ┃ \typeout{メッセージ} ┃ jlatexのコンパイル時にメーッセージを枠で囲んで ┗━━━━━━━━━━━┛ スクリーンに(又 log file にも)表示(メモとして使う) 【例】 \typeout{この部分を訂正することを忘れるな!} ┏━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \typein[命令名]{メッセージ}┃ jlatexのコンパイル時にメーッセージを枠で囲んで ┗━━━━━━━━━━━━━━┛ スクリーンに表示し、キーボードからの入力を待つ 入力はオプションの命令名があれば(それを定義又は再定義してから)それに、 無ければ命令 \@typein に代入されてコンパイルが続行される 【例】 \typein[\his_name]{手紙の宛名を入力してください!} ■■■■■■■■■■■■■■■ ■ ファイルの分割編集 ■(L4.4, LC.10.4) ■■■■■■■■■■■■■■■ ┏━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \input{texファイル名} ┃ 指定ファイル(拡張子は .tex)をこの位置に挿入 ┗━━━━━━━━━━━━┛ \input は preamble部, 本体の任意位置に置くことができる 拡張子は省略してもよい( .tex が補われる) 読み込みファイル自身が \input命令を含んでよい 【例】 \input{mydocsty},\input{mydocsty.tex} 【注意】ファイル名をパス指定するときは \ の代りに / を使う 例 \input{B:/TEX/FORMAT/mydocsty.tex} 【注意】常に使うpreambleを単独ファイル化しておき、\input命令で利用するやり方 がある ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \include{texファイル名} ┃ 指定ファイル(拡張子 .tex)をこの位置に挿入 ┃ \includeonly{texファイル名列}┃ 実際に挿入されるファイル群を指定 ┗━━━━━━━━━━━━━━━┛ \include命令は \begin{document}以降に置く \include されるファイルは \include命令を含んではならない \includeonly命令は preamble部(\begin{document}以前)に置く \includeonly命令のファイル名は拡張子抜きでカンマで区切って並べる 【例】\includeonly{chapter1},\includeonly{chapter1,chapter2,chapter3} \include命令は \begin{document}以降に置く \include命令は \input命令に似るが実際に挿入されるか否かを \includeonly命令で 指定する. \include指定されても \includeonly指定されないファイルは、実際には テキストとして挿入されないが、頁,節,式番号等の情報は読み取られてカウンター に加算される \includeonly命令が無ければすべての \include指定されたファイルが挿入される 命令 \includeonly{} はすべての \include指定されたファイルを挿入しない 【注意】\include 命令は実際は二つの \clearpage命令で挟まれたかのように処理 され、新しい頁から始まり改頁して次のテキストに移る 特に \includeonlyされない \include 命令は \clearpage を行う 【注意】\includeonly されない \include ファイルの頁,節,式番号等の情報は 最初のコンパイル時に割り当てられたそれが、二度目以降もそのまま使われるから、 必要なら新たにコンパイルしなおす(.aux ファイル等を消去してから ?) ■■■■■■■■ ■ 数式 ■(L3.4.1, LC.6.1) ■■■■■■■■ 【注意】数式中にテキストをはさむ最も簡単な方法はそれを \mbox{text} として 置くことである ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ $ text行内数式 $ ┃何れもテキスト行内に数式を書くときに ┃ \( text行内数式 \) ┃用いる. 数式のサイズは text style. ┃ \begin{math} text行内数式 \end{math} ┃paragraph, LR 両 mode で使える ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 【例】 従って $y=f(x)$ の解は... ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \[ 数式行 \] ┃何れも数式だけからなる行を ┃ \begin{displaymath} 数式行 \end{displaymath} ┃書くときに使う ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛paragraph mode で使う 数式語前後には適当な空白行が置かれ, 数式は行内で center化される (fleqn option を使うと左寄せになる) 数式は display math style になる 【注意】plain TeX の同一内容の命令 $$ 数式行 $$ は LaTeXでも使えるが副作用が 出る 【例】 従って $y=f(x)$ の解は \[ y = \arcsin (x^2+1) \mbox{もし $x>0$ であれば} \] となる. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \begin{equation} 数式行 \end{equation} ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ \begin{displaymath}...\end{displaymath} と同じだが数式番号が付く (counter名 equation) 数式番号は (5) の形で右寄せ(leqno option で左寄せ) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \begin{eqnarray} 3項目複数数式行 \end{eqnarray} ┃eqnarray* は数式番号 ┃ \begin{eqnarray*} 3項目複数数式行 \end{eqnarray*}┃無しの eqnarray ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ それぞれが 3項からなる(複数)数式行を作る 各項は & で区切り, 第一項は右寄せで dispalymath style 第二項は中央化され text style 第三項は左寄せで dispalymath style で書かれる (項目が無ければ空白にしておく) 行と行は \\ で仕切る(最終行は不用) eqnarray では各行には数式番号が付く(番号が不用な行は行末に \nonumber を置く) eqnarray* では数式番号が付かない (counter名 equation) 数式番号は (5) の形で右寄せ(leqno.sty option で左寄せ) 一行ぶち抜きの式を書くためには \lefteqn を使う(左寄せになる) 【例】\begin{eqnarray} x & = & 17y \\ y & > & a + b + c \nonumber \\ & & {} + p + q + r \end{eqnarray} (ここで第三行の {} は 次の + が +p とされぬように置いた) 【例】\begin{eqnarray*} \lefteqn{w+x+y+z=} \\ & & a + b + c + \cdots \\ & & {} + p + q + r + \cdots \end{eqnarray*} (ここで第三行の {} は 次の + が +p とされぬように置いた) 【注意】配列(array)環境は math mode, display math mode で使われ,それ自身数式, 配列の一部分となれる 【例】 y = x - \begin{array}[t]{c} a_{1}\\ a_{2} \end{array} 【注意】plain TeX の命令 \leqno{数式番号}、\eqno{数式番号} を\[...\] 内で 使う為には \[...\] の前後に空白行を置く必用がある(但し eqnarray環境 では使えない) 【注意】特殊な数式番号を数式行で使うためには、それ用に調整した style file を 用いる。便宜的なやり方には例えば次のようにする(テキスト行数式を \displaystyle で無理やり数式行にし、数式番号を左寄せ、数式を中央化する ために \hfil と \hfill を使っている、イタリックモードの時は更に {\rm (3.1)} 等にする) (空白行) (3.1) \hfil $\displaystyle x_1=y_1+z_1$ \hfill \\[2mm] (3.2) \hfil $\displaystyle x_2=y_2+z_2$ \hfill \\ (空白行) 【注意】一つのくるしまぎれの工夫(テキスト行で分離された数式行を整列させる) tabular*,flushleft,\textwidth,@{},\hspace{適当な幅},\displaystyle の使用に注意 \begin{flushleft} \begin{tabular*}{\textwidth}{@{}lrcl} & $\Phi(x)$ & $\geq$ & $f_1(|x|) $ \\ & $\Phi(x)$ & $\geq$ & $-f_2(|x|)$ \\ and \hspace{30mm} & & & \\ & $\displaystyle \int_a^\infty rf(r)dr$ & $ < $ & $+\infty $ \end{tabular*} \end{flushleft} ┏━━━━━━━━┓ ┃\overline{a} ┃記号 a の上に横棒を置く ┃\underline{a} ┃記号 a の下に横棒を置く ┃\overbrace{a} ┃記号 a の上に横向きの括弧 } を置く ┃\overbrace{a}^b ┃ 括弧の上に更に b を置く ┃\underbrace{a} ┃記号 a の下に横向きの括弧 } を置く ┃\underbrace{a}_b┃ 括弧の下に更に b を置く ┗━━━━━━━━┛ 【例】 \overline{x^2 + 1} 【例】 \overbrace{a + b + \cdots + c}^{\rm 12 times} ┏━━━━━━━━┓ ┃\stackrel{a}{b} ┃記号 b の上に記号 a を置く ┗━━━━━━━━┛ 【例】 f(x) \stackrel{\rm def}{=} x^2 + 1 A \stackrel{\scriptstyle n \rightarrow \infty}{\rightarrow} B ┏━━━━━━┓ ┃\frac{a}{b} ┃分数 a/b (記号 b の上に記号 a を置く) ┃\sqrt{a} ┃a の root ┃\sqrt[n]{a} ┃a の n乗根 ┗━━━━━━┛ 【例】 f(x) \stackrel{\rm def}{=} x^2 + 1 ┏━━━━━━┓ ┃\boldmath ┃ 数式中の文字・記号(の大部分)をボールドにする指定 ┃\unboldmath ┃ \boldmathの効果を打ち消す ┗━━━━━━┛ \boldmath命令は math mode の外で宣言する必要 $\boldmath y=f(x)$ は駄目で {\boldmath $y=f(x)$} とする \boldmath命令で特に ギリシャ文字、装飾体文字も太字になる \Longrightarrow 等の重ね合わせで出来る文字では副作用が起こることがある \boldmath命令で太字にならない物には script,scriptscript体、記号 *:;!?()[]、variable-sized symbols、 \left,\rightで始まるデリミター(例外 normalsizeの ()[]以外の物) 【例】 \newcommand{\bfmath}[1]{{\mbox{\boldmath $#1$}}} math symbol のボールド化命令 $\bfmath{n}=(n_1,n_2,\cdots)$ の様に使う 【注意】 \bf 指定は文字のみをボールドにし, 記号はボールドにしない (例えばギリシャ文字の大文字は文字と見なされ, 小文字は記号と見なされる) ┏━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ \jot ┃数式行のレイアウトを決めるパラメータ名 ┃ \mathindent ┃ ┃ \abovedisplayskip ┃ ┃ \belowdisplayskip ┃ ┃ \abovedisplayshortskip ┃ ┃ \belowdisplayshortskip ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━┛ ■■■■■■■■■■ ■ 英文手紙 ■ (L3.8) ■■■■■■■■■■ % ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ % ┃ LaTeX letter.sty 基本フォーマット ┃ % ┃ ┃ % ┃ LETTER DOCUMENT STYLE -- Released 5 March 1986 ┃ % ┃ for LaTeX version 2.09 ┃ % ┃ Copyright (C) 1985 by Leslie Lamport ┃ % ┃ 注意 英文手紙書式だが日本語を使ってもよい ┃ % ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ \documentstyle[11pt,a4j]{letter} \batchmode %コンパイル時の自動応答モード(option) \makelabels %宛名ラベルの印刷を指定(\begin{document}の前に置く)(option) %ラベルは独立した頁に印刷される \begin{document} \mlabel{}{Prof. Uregish Esam\\ %宛名ラベル用受取人名前 Amishorih University\\ %(複数行なら \\ で分ける) Amishorih City} \address{Shigeru MASE\\ %差し出し人氏名住所 Fac. of Integ. Arts \& Sciences\\ %(複数行なら \\ で分ける) Hiroshima University\\ %本文一頁右上に置かれる Hiroshima City\\ 730, JAPAN} %手紙の日付は計算機の内蔵カレンダーのそれが自動的に補われる \signature{Shigeru Mase} %最後の挨拶の後に置かれる差出人のサイン用名前 \begin{letter}{Dr. Uregish Esam\\ Department of Department Stores\\ Amishorih University\\ Amishorih City\\ 1234, UTOPIA} %letter環境の始まり. 第一頁から始まる(第一頁は番号が付かない) %引数は受取人名とその住所(本文一頁左上に置かれる) \opening{Dear Prof. Esam:} %始めの呼びかけ Thank you very much.\\ %手紙本文部 Thank you very much once more.\\ %手紙本文部 Good bye! さようなら. %手紙本文部 \closing{Yours truly,} %最後の決り文句(サイン欄がこの後に自動的置かれる) %\closingの後には何を置いてもよい(indent 無し, page替え無しになる) \cc{Tinker\\Evers\\Chance} %特に \closing の後に置かれるべき項目 % 同じ内容の手紙を送った人のリスト \encl{Foo(2)\\Bar} %特に \closing の後に置かれるべき項目 %同封物のリスト \end{letter} \ps %頁替えを許すようにする \end{document} 上のテキストは次のように印刷される ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ Prof. Uregish Esam ┃ ┃ Amishorih University ┃ラベルのみの頁 ┃ Amishorih City} ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 手紙第一頁 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ Shigeru MASE ┃ ┃ Fac. of Integ. Arts & Sciences┃ ┃ Hiroshima University ┃ ┃ Hiroshima City ┃ ┃ 730, JAPAN ┃ ┃ ┃ ┃ 15 MAY, 1989 ┃ ┃ (日付けは自動的に置かれる) ┃ ┃Dr. Uregish Esam ┃ ┃Department of Department Stores ┃ ┃Amishorih University ┃ ┃Amishorih City ┃ ┃3.1415, NAPAJ ┃ ┃ ┃ ┃Dear Prof. Esam: ┃ ┃ ┃ ┃Thank you very much. ┃ ┃Thank you very much once more. ┃ ┃Good bye! さようなら. ┃ ┃ ┃ ┃ Yours truly, ┃ ┃ (サイン用空白) ┃ ┃ Shigeru Mase ┃ ┃ ┃ ┃cc:Tinker ┃ ┃ Evers ┃ ┃ ┃ ┃encl:Foo(2) ┃ ┃ Bar encl ┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ■■■■■■■■■■■■■■ ■ フォントの読み込み ■ L5.8.2, ■■■■■■■■■■■■■■ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\font{フォント通称名}{フォント名+拡大率)┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ あるフォントに指定の拡大をしたものに通称名を付け、テキストモードで使える ようにする(math mode では使えない) 【例】\font\bit=cmbxti10 scaled \magstep1 又は \font\bitc=mbxti10 scaled 1200 太字iatlic体の 12pt版を \bitと言う名前でテキスト中で使える用にする 例 {\bit This} is the bold italic. 【例】\font\amsy=msym10 scaled 1200 で AMS-TeX用フォント msym を 読み込み \newcommand{\bfR}{{\mbox{\amsy R}}} と定義することにより 白抜き太文字の R を \bfR で表せる 【注意】 \font は plain TeX の命令 LaTeX の対応する命令は \newfont である ┏━━━━━━━━━━┓ ┃\symbol{文字コード) ┃(現在有効な)フォント中の記号をコード番号で呼び出す ┗━━━━━━━━━━┛ コードは 0 から 255 迄 【例】 \symbol{26}, \symbol{'32}(8進法指定), \symbol{''1A}(16進法指定) ┏━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\load{サイズ}{フォント名) ┃(math mode で)指定サイズのあるフォントを読み込み ┗━━━━━━━━━━━━━┛使える用にする LaTeX で使用するフォントとそのサイズの組み合わせは、1)最初から常に読み込ま れるものと 2)必要に応じて読み込まれる物がある. 両者は paragraph mode や LR mode では全く同じであるが、math mode では 2)のグループのフォントが適切に 表示されないことがある. そのような場合 \load命令で特に指定してやる必要がある 【例】 \load{\footnotesize}{\sf} His result \footnote{that is, ${\sf xt}>0$.} is well-known. ■■■■■■■■■■■■■ ■ 文字, 文字修飾 ■ ■■■■■■■■■■■■■ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃標準的フォント名と標準文字サイズ(単位pt) ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ cmb=(computer modern) bold roman 10 cmbx= bold roman extended 5,6,7,8,9,10,12 cmbxsl= bold roman extended slanted 10 cmbxti= bold extended text italic 10 cmcsc= caps and small caps 10 cmdunh= dunhill roman 10 cmitt= italic typewritter 10 cmr= roman 5,6,7,8,9,10,12,17 cmsl=slanted roman 8,9,10,12 cmsltt=slanted typewritte 10 cmss=san serif 8,9,10,12,17 cmssbx=san bold extended 10 cmssdc=san demibold extended 10 cmssi=slanted san serif 8,9,10,12,17 cmtcsc=typewritter caps and small caps 10 cmti=text italic 7,8,9,10,12 cmtt=typewritter 8,9,10,12 cmu=unslanted text italic 10 cmvtt=variable-width typewritter 10 cmsy=math symbol 5, 7, 10 cmmi=math italic 5, 7, 10 cmex=math extension 10 【例】cmr の 10ポイント版は cmr10 と呼ばれる) 字体とサイズの切り替え 例 \def\fonta=cmr10 scaled \magstep1, または \def\fonta=cmr10 scaled 1200 (computer modern roman の 10pt を 1.2倍したものを fonta と名づける) とし変更箇所の直前に \fonta と置く (\def\fonta=cmbx7, \def\fonta=cmu10 scaled \magsephalf 等) ┏━━━━━┓ ┃字体指定 ┃ ┗━━━━━┛ \rm (ローマン体 数式中でローマン文字を得るために \mbox を使うことが出来る \mbox{} 中の文字は current font 例 $\sqrt{\mbox{Var}(X)}$ ) \sl (斜体) \/ italic correction に注意 \tt (タイプライター体) 等間隔になる, 強調用に使われることがある \bf ボールド体(日本語はゴチック体に変える) \oldstyle (古風な形の数字) 例 {\oldstyle 12} \sf san serif \sc small capital \it (数式モードで使用 イタリック体) \/ italic correction に注意 \bf (ボールド体, 数式中で引用すると A-Z,a-z,0-9,大文字ギリシャ文字, hat,tilde 等を太字にする 例 $\bf a+b=\Phi_m$ ) \cal (数式モードで使用 装飾体) \mit (数式モードで使用 ギリシャ文字の大文字のイタリック体 例 {\mit \Phi} ) (数字に関する \it, \bf, \oldstyle は数式モード外でも通用) \romannumeral 続く数字(複数桁可)を小文字ローマ数字に代える \uppercase\expandafter{\romannumeral#} 続く数字を大文字ローマ数字に代える 【例】 \romannumeral89 \uppercase\expandafter{\romannumeral89} LaTeX の機能を使うとまず新カウンター roman-number(例えば)を \newcounter{roman-number} で定義し、次に数字 12(例えば)をそれに \setcounter{roman-number}{12} で代入してから \roman{roman-number} (小文字ローマ数字), \Roman{roman-number} (大文字ローマ数字) とする 例えば次ぎの命令 \Romannumeral は引数の数字を大文字ローマ数字で印刷 \newcounter{romannumber} %ローマ数字用counter を定義しておく \newcommand{\Romannumeral}[1]{ %新命令定義 \Romannumeral{13} の用に使用 \settocounter{rmn}{#1} \Roman{rmn} } ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃字種指定(式の最後か,他の指示まで有効) ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ \displaystyle \text_style \scriptstyle \scriptscriptstyle ┏━━━━━━━┓ ┃ギリシャ文字 ┃ ┗━━━━━━━┛ Γ \Gamma Δ \Delta Θ \Theta Λ \Lambda Ξ \Xi Π \Pi Σ \Sigma Υ \Upsilon Φ \Phi Ψ \Psi Ω \Omega α \alpha β \beta γ \gamma δ \delta ε \epsilon η \eta θ \theta κ \kappa λ \lambda μ \mu ν \nu ξ \xi π \pi ρ \rho σ \sigma τ \tau υ \upsilon φ \phi χ \chi ψ \psi ω \omega (他に変形体 \varepsilon, \vartheta, \varpi, \varrho, \varpi がある) ┏━━━━━━━━━━━━┓ ┃テキスト中のアクセント ┃文字 a に付けるとして ┗━━━━━━━━━━━━┛ (garve accent 右下がりのダッシュ) {\accent"12 a} 又は \^^ a (acute accent 右上がりのダッシュ) \'a \^a (circumflex or "hat") \"a (umlaut or dieresis) \~a (tilde or "squiggle") \=a (macron or "bar") \.a (dot accent) 以下はアクセント記号と文字の間に空白を置く 但し \H a の代りに \H{a} も可 \u a (breve accent) 下に凸の半円 \v a ("check") チェック印 \H a (long Hangarian umlaut) 右上がりダッシュ二つ \t aa (tie-after accent) 二つの文字 aa 間を結ぶ上に凸の半円 \c a (cedilla accent) 文字下に付く尻尾 \d a (dot-under accent) 文字下に付くドット \b a (bar-under accent) 文字下に付くバー ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 数式中のアクセント(次にくる文字の上部に置かれる) ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ \hat \tilde \grave \breve \bar \check \acute \dot \ddot \vec \prime \widehat (例 \widehat{xy}) \widetilde (例 \widetilde{xy}) 関連して \underline{式},\overline{式} がある 注: マクロ \def\ubar#1{\mbox{\b{\mbox{$#1$}}}} を定義すると \ubar{X} で アンダーバーが使える ┏━━━━━━━━━━━━┓ ┃ テキスト中の特殊文字 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━┛ \oe, \OE (French ligature OE) \ae, \AE (Latin or Scandinavian ligature AE) \aa, \AA (Scandinavian A-with-circle) 上に小さな円 \o, \O (Scandinavian O-with-slash) ギリシャ文字のファイ \l, \L (Polish suppressed-L) 縦棒に斜線が入る \ss (German "es-zet" or sharp S) \i (roman i without dot) 上にアクセントを付けるときに使う \j (roman j without dot) \imath, \jmath (数式中のドットの無い i,j 例 \hat\imath) \dots ($\ldots\,$ の略 テキスト中の ... ) ┏━━━━━━━━━━┓ ┃ 数式中の特殊記号 ┃ ┗━━━━━━━━━━┛ 文字としての $,%,&,_,#,{,} はそれぞれ \$,\%,\&,\_,\#,\{,\} とする \ldot (.) \cdot (真中の高さの .) \ldots (...) \cdots (真中の高さの ...) \vdots (垂直方向の ...) \ddots (対角線方向の ...) - (ハイフン) -- (2分ダッシュ) --- (全角ダッシュ) | or \vert (|) \backslash (\) \lq (‘ ) \rq ( ’) \lq\lq (“ ) \rq\rq ( ”) \dag \ddag \S (§) \P () \mid (\,|\, の略 前後に短い空白を持つ縦棒 例 $\{\,x\mid x>5\,\}$) \colon (\!:\! の略 :の前後の空白を狭める 例 f\colonA \to B {,} (例えば $12{,}345$ とすれば , の前後の空白が狭まる) \aleph (アレフ) \prime (大きなダッシュ) \forall (全称記号 Aの逆さま) \exists (存在記号 左向きのE) \emptyset (空集合) \nabla (ナブラ) \top (- のしたに|) \bot (⊥) \neg (否定記号 ┐) \sharp (#) \natural () \angle (∠) \triangle (△) \Re (Frakuturの R) \Im (Frakuturの I) \partial (偏微分記号) \infty (∞) \sqrt (√) \backslash (\) \ () \root (【例】 \root k of{1+x}) \overset 【例】\overset Xhbox{def} \to \longrightarrow (矢印 --> の 上側に文字 def をおく) \underset 【例】\underset ab \to X (X の下側に ab をおく) 以下の標準関数名はローマンで表示され, 適切な空白が置かれる \arccos, \cos, \csc, \exp, \ker, \limsup, \min, \sinh, \arcsin, \cosh, \deg, \gcd, \lg, \ln, \Pr, \sup, \arctan, \cot, \det, \hom, \lim, \log, \sec, \tan \arg, \coth, \dim, \inf, \liminf, \max, \sin, \tanh ┏━━━━━━━━┓ ┃ 二項演算子 ┃ ┗━━━━━━━━┛ \pm (±) \mp (- の下に +) \cup (∪) \cap (∩) \vee (v) \wedge (v の逆さま) \setminus (\) \oplus (丸の中に +) \otimes (丸の中に x) \oslash (丸の中に /) \cdot (中位の高さの点) \times (×) \ast (*) \bullet (黒い o) \circ (o) \dagger (), \ddagger \smallint (∫) \bigtriangleup (△) \star (☆) \odot (丸の中に点) \div (÷) \leq (≦) \preq (カーブした < ) \geq (≧) \succ (カーブした > ) \equiv (≡) \simeq (- の上に 〜 ) \sim (〜) \approx (〜の上に〜) \subset (含まれる) \cong (= の上に〜) \subseteq (含まれる+=) \propto (比例する) \supset (含む) \vdash (|の右に -) \supseteq (含む+=) \dashv (- の右に|) \in (属する) \models (|の右に =) \notin (属さぬ) \frown ( ( を伏せたもの) \pararell (‖) \prep (⊥) \over 分数 【例】a \over b \atop 横棒のない分数 【例】a \atop b \above 横棒の太さを指定した分数 【例】a \above2pt b \overwithdelimits 左右の delimiter を指定する分数 【例】\def\legendre\overwithdelimits() と置けば {a \legendre b} で Legendre記号が得られる \atopwithdelimits 左右の delimiter を指定する(横棒のない)分数 【例】\choose は \atopwithdelimits() と同じ \def\euler\atopwithdelimits<> は Euler記号を定義する \abovewithdelimits 左右の delimiter と横棒の太さを指定する分数 【注】\bmod (a mod b における mod) 一方 \pmod は $ x = y \pmod{m^c} $ は x=y (mod c) と表示される ┏━━━━━━━━━━┓ ┃ 二項演算子の否定 ┃ ┗━━━━━━━━━━┛ \not< ( < の否定) \not> ( > の否定) \not= or \neq ( = の否定) \not\leq (≦の否定) \not\geq (≧の否定) \not\equiv (≡の否定) \notin (属さぬ) \not\sim (〜の否定) \not\simeq (\simeqの否定) \not\subset (\subsetの否定) \not\approx (\approxの否定) ┏━━━━━━━━┓ ┃ 大型演算子 ┃ ┗━━━━━━━━┛ display math mode では以下の演算子につく添字は演算子の上側・下側につく \sum (Σ) \prod (Π) \int (∫) \bigcap (∩) \bigcup (∪) \biguplus (∪の中に+) \bigoplus (○の中に+) \bigotimes (○の中に×) \bigvee (V) \bigwedge (Λ) \det \gcd \inf \lim \liminf \limsup \max \min \Pr \sup 【例】\int\nolimits_M f(x)dx 下付 M は演算子の下に置かれる 【例】\int_M 又は \int\nolimits_M f(x)dx 下付 M は演算子の右下に置かれる 【例】\int\displaylimits_M f(x)dx 【例】\[ \sum_{\scriptstyle 0) \Longleftarrow (<==) \Longrightarrow (==>) \leftrightarrow (<->) \Leftrightarrow (<=>) \longleftrightarrow (<-->) \Longleftrightarrow (<==>) \uparrow (↑) \downarrow (↓) \Uparrow (二重線の↑) \Downarrow (二重線の↓) \updownarrow (上下向きの矢印) \Updownarrow (上下向きの二重線の矢印) \mapsto (├─>) \longmapsto (├──>) \nearrow (右上がりの矢印) \searrow (右下がりの矢印) \nwarrow (左上がりの矢印) \swarrow (左下がりの矢印) ┏━━━━━━━━━┓ ┃ 文字間隔調整 ┃ ┗━━━━━━━━━┛ 長さ指定単位 pt (ポイント) 1pt=0.3515mm pc (パイカ) 1pc=12pt=4.218mm in (インチ) 1in=72.27pt=25.4mm cm 2.54cm=1pt mm 2.54cm=1pt sp 65536sp=1pt,1sp=0.000005362pt 注:スケーリングをかけると対応して拡大される。つまり \magstep1 における 1pt は 実際は 1.2pt。文字通りの大きさを指定するときは 1truept とする) \quad (=1em 全角分の空白) \qquad (=2em 全角の二倍分の空白) \, (=1/6 em の空白) \> (=2/9 em の空白) \; (=5/18 em の空白) \! (=-1/6 em の空白, つまり 1/6em 分詰める) \ (\の後に空白 適当な長さの空白) ~ (適当な長さの空白, 但し行換えを禁止する 例 Theorem~1 ) \mathsurround (数式中の文字間隔を指定量分広げる) 例 \mathsurround=2pt \hskip (指定した長さ分の空白 例 \hskip2.5cm ) (負の長さも可 -> 重ね打ちが出来る!) \mskip (例 \mskip 9mu は標準 9mu=9/18em, 最低 7mu=7/18em, 最大 13mu=13/18em の長さの詰め物を表す) \hfil or \hfill (状況に応じて任意に長さの変わる空白) \hfill の方が延びる力が強い 【例】\hfill\break 以下行末まで空白にし段落換えなしで行換え 【例】\hfill text \hfill で text の centering が出来る 【例】1\hfill\over n+1 分子の 1 が左寄せになる \phantom{式} (式と同じサイズの空白を置く. 複数行の整列用の詰め物にしたり,後で 手書きする余地を確保するために使う) 例 \phantom{0}2 \vphantom{式} (式と同じ高さと深さをもち巾は 0 の glue を置く) 式に任意の高さと深さを与えるのに用いる 【例】 A^2 a\vphantom{A}^2 (二つの添字の高さをそろえる) \hphantom{式} (式と同じ幅だが高さと深さは 0 の glue を置く) \smash{式} (式の高さと深さを 0 にする. \vphantom と組み合せ式に任意の 高さと深さを与える事が出来る) 【例】 \mathop{\smash\limsup\vphantom\liminf} は大形演算子 limsup を定義するがその高さと深さは liminf と同じ(つまり深さ 0)にする \/ (イタリック修正 斜体文字から非斜体文字に切り替わるときの間隔調整 【例】...is called the {\sl italic correction \/} and is used... ) \null (no operation 例えば文末に 大文字+ピリオド がくるとき,ピリオドが 省略記号と見なされるのを防ぐために使用 【例】 U.~S.~A\null. ) {} 【例】{}_2F_3 P_i{}^{jk}{}_h のように添字の位置の調整に使う P_2^2 では上添字の 2 は下の 2 より少し右寄りになるが P{}_2^2 では 上下の 2 は整列する \raise,\lower ある box の垂直位置を指定量変化 【例】$ 2^{\raise1pt \hbox{\scriptstyle n$}} ┏━━━━━━━━━━┓ ┃ デリミター ┃ ┗━━━━━━━━━━┛ デリミターの一覧 (, ), \{, \}, [, ] \lfloor ( ), \rfloor (」) \lceil (「), \rceil ( ) \langle (〈), \rangle (〉) | or \vert (|), \| or \Vert (‖) /, \backslash (\), \uparrow (上向き矢印), \downarrow (下向き矢印) \Uparrow (上向き2重矢印), \Downarrow (下向き二重矢印) \updownarrow (上下向き矢印), \Updownarrow (上下向き二重矢印) \langle,\rangle の代わりに <,> を使える場合がある 【例】\Bigr> \bigl と \bigr 通常のdelimiterより少し大きめ 【例】\bigl\{ 式 \bigr\} \Bigl と \Bigr 通常のdelimiterの1.5倍 \biggl と \biggr 通常のdelimiterの2倍 \Biggl と \Biggr 通常のdelimiterの2.5倍 \left <式> \right 式に応じたdelimiterを生成 delim1,delim2 は異種類可 \left. \right. (空のデリミター) 【例】 \left. {df(x) \over dx} \right|_{x=0} 【例】 \left. {a \over b} \right/ c \bigm,\Bigm,\biggm,\Biggm 左右に少し空白を取ったデリミター 【例】 \bigl\{ x \bigm| x \in A \bigr\} ┏━━━━━━━━━┓ ┃特殊なデリミター ┃(それぞれ \big,\Big,\bigg,\Bigg オペレータがつく) ┗━━━━━━━━━┛ \arrowvert vertical arrow の軸のみ(\vert に似るが前後に余分の空白) \Arrowvert double vertical arrow の軸のみ(\Vert に似るが前後に余分の空白) \bracevert large brace の軸のみ (bold face の \vert に似る) \lgroup,\rgroup 軸部分のない brace (bold face のparenthes に似る) \lmoustache,\rmoustache large brace の上,下部分 特殊なものとして \overbrace, \underbrace がある 【例】$$ \overbrace{x + \cdots+ x}^{k \rm \; times} $$ ┏━━━━━━━━━━━┓ ┃ 長さ単位系 ┃ ┗━━━━━━━━━━━┛ pt(ポイント) 1pt=0.3515mm pc(パイカ ) 1pc=12pt=4.218mm in(インチ ) 1in=72.27pt=25.4mm cm(センチメートル) 2.54cm=1in mm(ミリメートル) sp(スケールドポイント) 65536sp=1pt, 1sp=0.5362/100000 mm em 現在の基本フォントにおける "quad" の長さ (数字は0.5emの巾を持つ cmr10 では 1em=10pt,cmbx10 では 1em=11.5pt) ex 現在の基本フォントにおける "x" の高さ (cmr10 では 1ex=4.3pt,cmbx10 では 1em=4.4pt) mu 1sp はTeXで扱える長さの最小単位で,他の長さは内部的には全て sp の整数倍で 表現されている \magstep で文章を拡大すると指定長さも対応して拡大される もし拡大したくなければ例えば \hskip1cm でなく \hskip1truecm と書く ■■■■■■■■■■■ ■ 文字サイズ ■ ■■■■■■■■■■■ 文字サイズ変更命令と対応する文字サイズ一覧 ┏━━━━━━━┳━━━━━━┳━━━━━━┳━━━━━━┓ ┃命令 ┃既定値(10pt)┃11pt option ┃12pt option ┃ ┣━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━┫ ┃\tiny ┃ 5pt ┃ 6pt ┃ 6pt ┃ ┣━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━┫ ┃\scriptsize ┃ 7pt ┃ 8pt ┃ 8pt ┃ ┣━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━┫ ┃\footnotesize ┃ 8pt ┃ 9pt ┃ 10pt ┃ ┣━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━┫ ┃\small ┃ 9pt ┃ 10pt ┃ 11pt ┃ ┣━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━┫ ┃\normalsize ┃ 10pt ┃ 11pt ┃ 12pt ┃ ┣━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━┫ ┃\large ┃ 12pt ┃ 12pt ┃ 14pt ┃ ┣━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━┫ ┃\Large ┃ 14pt ┃ 14pt ┃ 17pt ┃ ┣━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━┫ ┃\LARGE ┃ 17pt ┃ 17pt ┃ 20pt ┃ ┣━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━┫ ┃\huge ┃ 20pt ┃ 20pt ┃ 25pt ┃ ┣━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━┫ ┃\Huge ┃ 25pt ┃ 25pt ┃ 25pt ┃ ┗━━━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━━┛ ■■■■■■■■■ ■ その他 ■ ■■■■■■■■■ ┏━━━━━━━━━━━┓ ┃ その他 ┃ ┗━━━━━━━━━━━┛ \hyphenation (単語のハイフネーションの指定) 【例】\hyphenation{as-so-ciate dec-li-na-tion}} \hrule 水平罫線(太さ指定可) 【例】\hrule [height1pt plus.5pt minus.5pt] (既定値0.4pt) \vrule 垂直罫線(太さ指定可) 【例】\vrule [width1pt plus.5pt minus.5pt] (既定値0.4pt) $123{,}456$ とすると $123,456$ におけるよりもカンマの前後の空白が適切になる P^2_2 の代りに P{}^2_2 とすると上下の添字が整列する 式,テキストを上下に整列させるために \phantom{}を用いる 【例】 例えば 1)式 \phantom{例えば} 2)テキスト 各種の記号の高さを統一するために \mathstrut を用いる 【例】 $\sqrt{a} + \sqrt{y'}$ の代わりに $\sqrt{\mathstrut a} + \sqrt{\mathstrut y'}$ とすると根号の高さが 揃う ┏━━━━━━━━━━━┓ ┃ 日本語関連機能 ┃ ┗━━━━━━━━━━━┛ ### あれこれ ### 処理可能な全角文字 JIS 漢字,第一水準,第二水準漢字 半角カタカナや PC-9801特有の記号((1)(2)等)は使用できない 1区,2区,7区の文字は 'Otre_Character'(category code=12)として処理 その他の文字は 'letter' category code=11)として処理するため半角文字と 同じ扱い(特に TeX 命令に漢字使用可) 全角文字の後の改行文字は無視される zw カレントの漢字コードの巾を表す単位 【例】 \hsize=5zw zh カレントの漢字コードの 高さ+深さ を表す単位 【例】 \baselineskip=2zh ┏━━━━━━━━━━━┓ ┃日本語GLUEの設定 ┃ ┗━━━━━━━━━━━┛ \kanjiskip 全角文字間の glue の設定 \xkanjiskip 全角文字間と半角文字間の glue の設定 \xspcode \xkanjiskipを適用する半角文字の特定 形式 \xspcode^^ ?=0(,1,2,3) 【例】 \xspcode^^ x=0 3 --> 前後の全角文字との間に glue を挿入する (A-Z,a-z,0,9 の既定値) 2 --> 直後の全角文字との間にだけ glue を挿入する ( ')];,.の既定値) 1 --> 直前の全角文字との間にだけ glue を挿入する ( []( 逆' の既定値) 0 --> 前後の全角文字との間に glue を自動挿入しない (その他文字の既定値) \autospacing(\noautospacing) 全角文字間の glue の自動挿入(と挿入禁止) \autoxspacing(\noautoxspacing) 全半角文字間の glue の自動挿入(と挿入禁止) (これらの命令は paragraph の終り或は \hbox の終りで取り込まれる 又挿入箇所に他の glue や kern の指定がされているときは無効 \kern0pt,\hskip0pt により特定箇所での glue の挿入を禁止できる) 【例】...は \hbox{\kanjiskip=5pt plus 2pt minus 2pt 使用禁止}である。 ┏━━━━━┓ ┃ 禁則処理 ┃ ┗━━━━━┛ \prebreakpenalty 特定文字の直前での改行にたいするぺナルティーの設定 \postbreakpenalty 特定文字の直後での改行にたいするぺナルティーの設定 \jcharwidowpenalty パラグラフ最後の行が 1 文字と句読点等の記号だけになること を防ぐぺナルティーの設定 文字は半・全角文字併せて 256文字分指定出来る ペナルティー値の大小に応じ改行しやすく又しにくくなる ペナルティーが10000(-10000)なら絶対に改行しない(する) 既定値は \tex\inputs\kinsoku.tex で設定 【例】 \prebreakpenalty^^ ラ=-10000 (ラの前では必ず改行) ┏━━━━━━━━━┓ ┃ 追加プリミティブ ┃ ┗━━━━━━━━━┛ \sjis シフトJISコードを内部コードに変換 【例】\char\sjis"889F 漢字"亜" \jis JISコードを内部コードに変換 \kuten 区点コード(上8bitで区,下8bitで点を指定)を内部コードに変換 \jfont 漢字フォントの定義. 但し \font でも漢字フォントの定義が出来る \jfam 漢字フォント族の定義. 但し \fam でも漢字フォントの定義が出来る \jfont,\jfam は \show と組み合せて現在の漢字フォント(族)を調べるのに 用いるとよい ┏━━━━━━━━━┓ ┃ 日本語フォント ┃ ┗━━━━━━━━━┛ 日本語フォントとして明朝体とゴシック体が使えそれぞれ2種類の TFM ファイルを 持つ 1) MIN*.TFM, GOTH*,TFM -- かなと句読点の間でカーニング処理を行う設定 2) NMIN*.TFM, NGOTH*,TFM -- かなと句読点の間でカーニング処理を行わない設定 既定値ではカーニング処理を行う為, カーニング処理をしたくないときは入力ファイル 中で NMIN, NGOTH を別フォントとして使用すること ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ プレビューアー用フォント管理 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛ フォント名指定例 \font\fr=cmr10 scaled \magstep3 (以下例えば {\fr font} の用に使用) 1) 拡大率 3 の 10ポイントCMR(Computer Modern Roman)を \fr と命名するの意味 2) このフォントに関する形態情報は cmr10.tfm ファイル中のそれを (1.2)**3倍 して得られる 3) 出力装置の解像度(dpi値)を5倍した値 x をマグニフィケーションと呼ぶ 例えばCRT(118dpi)では x=590 となり, その3倍拡大値は x*(1.2)**3 で約 1020 従って \fr と指定された文字のプレビューアー用フォントパターンは \1020\cmr10.pxl ファイルにある 4) 出力ドライバーは DVI2.CNF ファイルの FP項の最初のパスのディレクトリー \1020 に \cmr10.pxl ファイルがあるかまず調べ,次に 1020.far (マグニフィ ケーション値 1020 の pxl ファイルを合併圧縮したファイル)に入っているか 調べる 次に FP項に書かれた第二のパスを調べる ... 【注】\708ex.far ファイルは cminch を除く全ての拡大率1のフォントを含む為, 全体を 1.2倍拡大するときは 708ex.far を 708.far と改名して使用すること ┏━━━━━━━━┓ ┃ レジスター変数 ┃ (c.15) ┗━━━━━━━━┛ 【レジスター変数】 (p.118-p.122) 【1】整数用 -------- \count0,...,\count255 (符号付4byte整数) count0〜count9,count255 はシステム用 (plain TeXでは \count0 は頁数用) 【2】次元付実数用 -- \dimen0,...,\dimen255 (4byte浮動小数点実数) 内部的には sp(scaled points=1/65536 in)量の整数倍値で表現 【3】glue用 -------- \skip0,...,\skip255 【4】muglue用 ------ \muskip0,...,\muskip255 【5】box用 --------- \box0,...,\box255 【6】token list用 ---\toks0,\toks1,...,\toks255 (p.212) 【値の設定】 \count10=239,\dimen10=1.5cm,\skip=5pt plus2pt minus 2pt \count10=\count11 等 【box変数への値の設定】 \setbox10=\hbox{ABC} 等 \wd3,\ht3,\dp3 はそれぞれ \box3 の width,height,\depth を表す量 【加減算】 \advance\count10 by 10 \advance\dimen10 by 1.3mm \advance\skip10 by 5pt plus1pt minus 1pt 等 【乗算】(整数値による) \multiply\count10 by \count20 \multiply\dimen10 by 3 \multiply\skip10 by 3 (glueの 3要素を同時に 3倍) 等 【徐算】(整数値による) \divide\count10 by 3 (小数部分切捨て) \divide\dimen10 by \dimen11 \divide\skip10 by 3 (glueの 3要素を同時に除算) 等 【値の互換性】 \skip10=10pt plus 2pt minus 3pt の時 \dimen10=\skip10 とすると \dimen10 は値 10pt を持つ様になる \dimen10=1in (=65536sp)の時 \count10=\dimen10 とすると \count10 は値 65536 を持つ様になる \dimen10=\baselineskip は現在の baselineskip量の中心量を \dimen10 に代入 【局所・大局的変数】レジスター変数名はグループ内(つまり{ }内)で局所的であり { }外で使われているものと同じ名前でも別のものとして扱われる(システム用も含め). もしグループ内で外部の変数の値を引用する時は \global命令を用いる 【例】 \global\count10 レジスター変数への【独自な命名】 \coutdef,\dimendef,\skipdef,\muskipdef \countdef\chapno=28 は \chapno を \count28 と同じものとする box変数の値は一度引用されると空 void になる.もし【値を保存】したければ \copy命令を使う 【例】 \raise\box3 の代わりに \raise\copy3 命令 \unhbox(\unvbox)は【hbox(vbox)の中身を取りだし】 box変数に代入出来る box変数の値は voidになる. 【box変数の値を保存】したければ \unhcopy,\unvcopyを 使う 【例】 \setbox3=\hbox{A} \setbox3=\hbox{\box3 B} により \box3は 値 \hbox{\hbox{A},B}となる,一方 \setbox3=\hbox{A} \setbox3=\hbox{\unhbox3 B} により \box3は 値 \hbox{A,B}となる その際 box変数の値を保存したければ \unhcopy,\unvcopyを使う 【例】 \setbox6=\hbox to 1.05\wd5{\unhcopy5} は \box5の値を変えずに \box5の巾を 1.05倍したものを \box6に代入する レジスター変数の【自動割り当て】 \newcount,\newdimen,\newskip,\newmuskip, \newbox 【例】 \newcount\exno は現在使われていないカウントレジスターを名前 \exno に割り当てる 【\showthe命令】\showthe\count10 は \count10の現在値をログファイルに報告する 【\the】\the\count10 は \count10の現在値を文字化する 【例】 引数を持つマクロ命令 \abc#1 の引数に \count10 の値(である文字) を代入するには \abc{\thecount10} とする ┏━━━━━━━━┓ ┃ 条件付制御構造 ┃(chap. 20) ┗━━━━━━━━┛ 以下の全ての \if...文は 対応する \fi で終了する 一般形 【\if...<条件><条件成立時の実行文>\else<条件不成立時の実行文>\fi】 ( \else<条件不成立時の実行文> 部分は省略出来る ) (p.207) \if--- \fi 構文の nesting は {...} の nesting とは独立 (p.209-210) 【\ifnum<整数1><関係><整数>】 2 整数の大小比較 関係は <,=,> の 3種 【\ifdim<実数1><関係><実数>】 2 単位附き実数の大小比較 関係は <,=,> の 3種 【例】 \ifdim \hsize>100pt ... \fi 【\ifodd<整数>】 整数が奇数かどうかの判定 【\ifvmode】 TeXが v-mode か internal v-mode にあるかどうかの判定 【\ifhmode】 TeXが h-mode か internal h-mode にあるかどうかの判定 【\ifmmode】 TeXが math-mode か display math-mode にあるかどうかの判定 【\ifinner】 TeXが internal v-mode, restricted h-mode, (nondisplay) math-mode の いずれかにあるかどうかの判定 【\if】 2つの token が同じ character code を持つかどうかの判定 (その際 category code の差は無視される) 【\ifcat】 2つの token が同じ category code を持つかどうかの 判定(その際 character code の差は無視される) 関連命令 \noexpand 【\ifx】 2つの token が同じかどうかの判定(成立条件は TeXbook Chap.20 p.210 を参照) 【\ifvoid<整数>】 整数に対応する box register が 空 かどうかの判定 【\ifhbox<整数>】 整数に対応する box register が hbox かどうかの判定 【\ifhvox<整数>】 整数に対応する box register が vbox かどうかの判定 【\ifhvox<整数>】 整数に対応する box register が vbox かどうかの判定 【\ifeof<整数>】 整数は 0-15. 整数に対応する入力ファイルが open されていないか, 又はファイルが読み終っているとき成立 【\iftrue】 必ず成立 【\iffalse】 必ず不成立 【\ifcase<整数>\or\or...\else\fi】(p.210) 条件分岐. 整数値 m が 0 から n 迄の時は textm が実行される それ以外は が実行される. \else 以下は無くてもよい 【\loop<実行文1><\if...<条件>><実行文2>\repeat】 (p.217) <\if...<条件>>部は \fi 無し まず<実行文1>を実行,次に<条件>成立なら<実行文2>を実行し,又<実行文1>に 戻る... 途中で<条件>が不成立になったらループから抜ける 【その他】 \newif (p.211) ■■■■■■■■■■■■■■■ ■ AMS 特殊文字・記号 ■ ■■■■■■■■■■■■■■■ アメリカ数学会が AMS-TeX 用に作った特殊文字・記号を LaTeX で使う方法 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃フォント名と文字サイズ(単位pt) ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛ eufm = ドイツ文字 5,6,7,8,9,10 mcyr = ロシア文字 6,7,8,9,10 mcyb = 太字ロシア文字 8,9,10 msxm = AMS 特殊記号 X 5,6,7,8,9,10 msym = AMS 特殊記号 Y 5,6,7,8,9,10 (msym は大文字の special roman, 白抜き太文字, を含む) 字体とサイズの切り替えは例えば preamble部に \font\german=eufm10 scaled 1200 (eufm の 10pt の 1.2倍拡大を german と命名)の一行を置き、字体変更箇所の直前に \german と置く 【例】 " Let $\mbox{\german P}(X)$ be the power set of $X$. " AMS特殊数学記号を使用する最も簡単な方法は, それ用のスタイルファイルを使うこと である。例えば Public Domain Soft として配布されている AMSSYMBO.STY を \documentstyle命令の オプションとして指定すると AMS特殊数学記号を AMS-TeX で呼び名で使えるようになる。 【例】\boxdot,\boxplus,\boxtimes,\square 等 (AMSSYMBO.STY 中の定義一覧を見よ) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃フォント名と文字サイズ(単位pt) ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛ MCB 5,6,7,8,9,10,11,12,14,16,18,20,22,24,28,30,36,48,60,72 MCBK 5,6,7,8,9,10,11,12,14,16,18,20,22,24,28,30,36,48,60,72 MCBMI 5,6,7,8,9,10,11,12,14,16,18,20,22,24,28,30,36 MCBSY 5,6,7,8,9,10,11,12,14,16,18,20,22,24,28,30,36 MCMB 5,6,7,8,9,10,11,12,14,16,18,20,22,24,28,30,36,48,60,72 MCMEXT 5,6,7,8,9,10,11,12,14,16,18 MCMI 5,6,7,8,9,10,11,12,14,16,18,20,22,24,28,30,36 MCMSY 5,6,7,8,9,10,11,12,14,16,18,20,22,24,28,30,36 MCS 5,6,7,8,9,10,11,12,14,16,18,20,22,24,28,30,36,48,60,72 MCSMB 5,6,7,8,9,10,11,12,14,16,18,20,22,24,28,30,36,48,60 MCSXB 5,6,7,8,9,10,11,12,14,16,18,20,22,24,28,30,36,48,60 MCXB 5,6,7,8,9,10,11,12,14,16,18,20,22,24,28,30,36,48,60 MCBELIT MCBPICA MCELITE MCPICA ■■■■■■■■■■■■ ■ Verbatim モード ■ 文字記号を編集無しにそのまま出力する(L3.7, LC.5.4) ■■■■■■■■■■■■ 例えばプログラムリスト,TeX原稿等を扱うのに便利 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃\begin{verbatim} テキスト \end{verbatim} ┃ ┃\begin{verbatim*} テキスト \end{verbatim*}┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ テキストを typewriter style (\tt) でそのまま出力. 特殊記号,空白,行替えも 文字通りに扱われる. 全角文字もそのまま出力されるが, 半角片かなや JIS基準に ない一部の記号はエラーとなる. verbatim* モードでは空白は特殊記号( ] を横にした)で表される verbatim,verbatim*モードは他の命令の変数として現れてはいけない(他の環境内に 現れるのは良い) 【例】 次のプログラムを考えよう: \begin{verbatim} x=1.0 do 100 i=1,10 x=x/(1.0+x) 100 continue \end{verbatim} 【注意】verbatim環境と類似の効果が tabbing環境でも得られる ┏━━━━━━━━━━━━┓ ┃\verb記号 テキスト 記号 ┃ ここで記号は space, * 以外の任意記号でテキスト ┃\verb*記号 テキスト 記号┃ の範囲を区切る役目をする ┗━━━━━━━━━━━━┛ 前後の記号とテキストの間には空白を置かない(意図的に入れる場合を除き) テキスト(行末記号とテキスト区切り記号を含まぬ)を typewriter style (\tt) で そのまま出力. 特殊記号,空白も文字通りに扱われる. 全角文字もそのまま出力される が, 半角片かなや JIS基準にない一部の記号はエラーとなる. \verb* では空白は特殊記号( ] を横にした)で表される \verb, \verb* は他の命令の変数として現れてはいけない 【例】 TeX では記号 \verb@\, #, $, %, &@ は制御記号と見なされる ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ パブリック ドメイン スタイル ファイル ■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ パブリック ドメイン ソフト として公開されている LaTeX 用スタイル ファイルの 解説 ┏━━━━━━━━━┓ ┃boxedminipage.sty ┃ 枠付きの minipage を作る ┗━━━━━━━━━┛ 【用法】 \begin{boxedminipage}[上下位置指定]{幅} テキスト \end{boxedminipage} 枠の太さはカウンター \fboxrule の値を変えることにより調節 枠と内部のボックスとの距離は \fboxsep で調節する \setlength{\fboxrule}{2pt}, \setlength{\fboxsep}{5pt} 等 ┏━━━━━┓ ┃tables.sty┃ tabular環境の改善版 ┗━━━━━┛ \begintable 表の始まり \endtable 表の終り \cr 表中の一行の終りを示す。次の行との間は水平細線で区切られる \crthick \cr と同じだが次の行との間は水平太線で区切られる \crnorule 又は \nr \cr と同じだが次の行との間に隔線が入らぬ | (縦棒) 又は \vb 行中の各項目間の仕切り(縦の隔線で仕切られる) & 又は \novb \vb と同じだが項目間の仕切り線は無い \| \vb と同じだが項目間の仕切り線が太い \thicksize=長さ量 太線の厚みを指定(既定値 1.5pt) 0pt指定で消える \thinsize=長さ量 細線の厚みを指定(既定値 0.8pt) 0pt指定で消える \tablewidth=長さ量 次の表の幅を指定(無指定なら自然な幅) \multispan{自然数} 次の一項目が指定した数の項目分を占めるようにする \omit 次の項目に既定の template を適用しないようにする (項目様式の一時変更が出来るようになる) \para{パラグラフモードテキスト} テキストをパラグラフモードで挿入 (\parasize で指定した幅に自然に行分けされる) \parasize=長さ量 パラグラフモードテキスの幅(既定値 4 inch) \ctr{一項目} 項目を項目欄の真中に置く指定 既定で各項目は中央化される \ctr の定義既定値は \def\ctr#1{\hfil\ #1\ \hfil} 必要なら定義を変更してよい \vctr{一項目} 項目を項目欄の上下方向の中央に置く \centeredtables 表を頁の左右中央に置く(既定値) \noncenteredtables 表のセンタリングをしない。 単なる \hbox として 任意位置に置けるようになる 例えば複数の表を横に並べて置くような場合 \tableinfotrue 表中の行数列数に関するメッセージを出力(既定値) \tableinfofalse 表中の行数列数に関するメッセージを出力(既定値) \tstrut 一行の上下幅を調節するために自動的に置かれるつっかい棒 定義 \def\tstrut{\vrule height hh depth dd width 0pt} 既定値は hh が 3.1ex dd が 1.2 ex 再定義してよい(行の上下幅を変更できる) \tableline 複数表を横に並べて置く事を指定 定義 \def\tableline{\hbox to \hsize} 例えば \tableline{表1 \hfil 表2} のように使う 注1 \multispan や \omit を行の先頭欄で使うとその行中の暗黙の \tstrut は 無効になるから改めて \tstrut を明示的に置く 注2 \multispan や \omit を行の先頭欄で使うとその行中の暗黙の \ctr は 無効になるから改めて各項目を \hfil で挟む 注3 暗黙の \ctr を変更したかったら \hfill を項目の前(右寄せ)か後(左寄せ) に置く ┏━━━━━━━━┓ ┃amssymbols.sty ┃ AMSTeX 用の特殊数学記号を AMSTeX の記号名で使えるようにする ┗━━━━━━━━┛ 詳しくは /home/masesun/mase/manual/amssymbols.tex を参照 ┏━━━━━┓ ┃epic.sty ┃ LaTeX の picture 環境の描画命令を拡張する命令集 ┗━━━━━┛ ┏━━━━━━┓ ┃eepic.sty ┃ LaTeX の epic.sty とともに用いる。epic.sty の命令を効率化 ┗━━━━━━┛ ■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ mendex (makeindex) の使い方 ■ 索引作成プログラム ■■■■■■■■■■■■■■■■■ makeindex は LaTeX 本来の索引作成プログラム mendex(.exe) はそれを日本語化した Ascii pLaTex 付属のプログラム (1) 索引を makeindex(mendex)で処理するためには、まず preamble 部に \usepackage{makeidx}命令と \makeindex 命令を置く。次に索引を出力 したい場所(普通文章の最後だから \end{document} の直前)に \printindex 命令を置く (2) 索引に登録したい語は \index{単語} を適当な場所に置く 場所は任意であるが、索引に対するページ番号は \index 命令を置いた場所に なるから、普通目的の単語のできるだけ近くに置く makeindex に対する特殊文字 @,|,! を単語もしくは読みに使うときは二重引用符を 前に付け "@, "|, "! とする。LaTeX の特殊文字 \, {, }, _ 等は \textbackslash, \{, \}, \_ 等の特殊な入力が必要になる (3) 単語の読みを指定するには \index{読み@単語} の形式を使う 例 \index{LaTeX@\LaTeX} \index{ラテック@\LaTeX} (4) preamble部に \usepackage{showidx} を置くと出力の該当部分の余白に \index 命令の 引数を出力する(チェックに便利) (4) 入れ子になった索引、例えば Fourier ―係数 ................197 ―級数...................130 ―一般化された―.....153 ―の積分公式............191 を作るには \index{フーリエ@Fourier!きゅうすう@---級数} \index{フーリエ@Fourier!けいすう@---係数} \index{フーリエ@Fourier!けいすう@---係数!いっぱんかされた@一般化された---} \index{フーリエ@Fourier! のせきぶんこうしき@---の積分公式} 等とする。 ■■■■■■■■■■ ■ テフ ハック ■ かゆい所に手が届くトリック集 ■■■■■■■■■■ ┏━━━━━┓ ┃隙間の制御┃ ┗━━━━━┛ テフは文字等の対象間に自動的に定められた(但しある程度可変な)隙間 (glue) を挿入 使用とする。場合によってはこれが困ることがある。その時はその隙間間隔を定義 している変数値(普通名前の最後が sep)を既定値から変更してやる。 例えば tabular 環境の各項目の間には変数 \tabcolsep の値の倍の隙間が挿入 される。その既定値は jarticle.sty では 6pt である。これを例えば 2pt に変え たかったらテフファイル中に命令 \setlength{\tabcolsep}{2pt} を置く。 又、隙間を既定値の何倍にするかを指定するカウンターがある。これを 既定値 1.0 以外の値に変えると対応する隙間が自由に変わる。例えばテキストの 行間端は既定値の \baselinestretch 倍に成るから命令 \def\baselinestretch{1.8} にすれば(控え目の) double-space に成る。 テフにおける自動挿入空白の問題を避ける究極の方法は picture環境で \put 命令を 使う事である!!! ┏━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃見だし文字列を可変にする (1)┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━┛ LaTeX における章番号等の自動番号づけ機能は現在の番号を記憶するカウンターを 使用している。このカウンターの現在値を随時変更することが出来る。又その値を 文字として表示する流儀も変えることが出来る。例えば長いファイルを分割編集 する際に章番号等を続けるのに便利である。 ページ番号を例をあげる。現在のページ番号を記録する(システム)カウンターは page でテキスト最初で値 1 に設定される。もしこれをテキストのある位置で命令 \setcounter{page}{34} で値を 34 に変えると(その命令が置かれた位置の)ページ番号が 34 に変わる。 以降のページ番号は 35,36,...とつけられる。又命令 \addtocounter{page}{3} は現在の頁番号を 3 進める(負の値も可)。 ページ番号の実際の表示スタイルはシステム変数 \thepage で決められている。 例えば preamble 部に命令 \renewcommand{\thepage}{\Roman{chapter}--\arabic{page}} と置くとページ番号は (大)ローマ数字の章番号 + ハイフン + アラビア数字頁番号 の形に成る。もしここで頁番号を章毎に 1 から始めたかったら各章の初めで \setcounter{page}{1} を行う。 関連する LaTeX のシステムカウンターには次がある。対応表示スタイル変数は 頭に \the を付けたもの。 注意: 例えば次の章の番号を 8 にしたかったら \chapter 命令の前に \setcounter{chapter}{7} を置く( 8 では無い、\chapter命令は chapter の値を 1 増加させるから) ┏━━━━┳━━━━━━━━━━━┳━━━━━━┳━━━━━━━━━━┓ ┃chapter ┃章番号 ┃equation ┃式番号 ┃ ┣━━━━╋━━━━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫ ┃enumi ┃enumeration 第一段階 ┃figure ┃図番号 ┃ ┣━━━━╋━━━━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫ ┃enumii ┃enumeration 第二段階 ┃footnote ┃脚注番号 ┃ ┣━━━━╋━━━━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫ ┃enumiii ┃enumeration 第三段階 ┃mpfootnote ┃minipage中の脚注番号┃ ┣━━━━╋━━━━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫ ┃enumiv ┃enumeration 第四段階 ┃page ┃頁番号 ┃ ┣━━━━╋━━━━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫ ┃part ┃パート番号 ┃paragraph ┃パラグラフ番号 ┃ ┣━━━━╋━━━━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫ ┃section ┃節番号 ┃subparagraph┃副パラグラフ番号 ┃ ┣━━━━╋━━━━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫ ┃table ┃表番号 ┃subsection ┃副節番号 ┃ ┣━━━━┻━━┳━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫ ┃subsubsection ┃副々節番号 ┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━┻━━━━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃見だし文字列を可変にする (2)┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━┛ 例えば article形式で thebibliography環境の見だし 左寄せの{\large\bf References} を自分で変えられるようにするにはスタイルファイル article.sty の次の箇所 \def\thebibliography#1{\section*{References\@mkboth {REFERENCES}{REFERENCES}}\list - - - (6行省略) - - - - - - - - - \let\endthebibliography=\endlist を \def\thebibliography#1{\section*{\refname\@mkboth {\refname}{\refname}}\list - - - (6行省略) - - - - - - - - - \let\endthebibliography=\endlist \def\refname{References} に変える。 つまり見だし文字列を変数 \refname にし更にその既定値を今までどうり References と置いている。もし References 以外の文字列を使いたかったらテフファイル中で 変数 \refname を再定義してやればよい。例えばノーマルサイズの References を 右端から 50mm の位置に置くためには命令 \renewcommand{\refname}{\hspace{50mm}{\normalsize\bf References}} を加えてやる。\refname を再定義しなければ今までと全く同じ見だしが出る。 ┏━━━━━━━━━━━┓ ┃アットマーク変数の変更┃ ┗━━━━━━━━━━━┛ LaTeX では latex マクロや style file で内部的に使用しているマクロ名に アットマーク(@)で始まる変数名を使用して居り、ユーザーは @ で始まる変数名を 使用でき無い。 しかし \makeatletter 命令で @ マークを使えるようになり、又 \makeatother 命令で @ マークを使えないようにできる。 そこで 【例】 \makeatletter @ を使ったマクロの再定義 ....................... \makeatother とすればスタイルファイルを書き換えずにシステムのデフォールト定義を変更できる。 例えば book.sty の章見だし文字 "Chapter" はシステム変数 \@chapapp に定義されて いるからこれを "章" に再定義する。 ┏━━━━━━┓ ┃長い章見だし┃(アットマーク変数の変更の項参照) ┗━━━━━━┛ \def\@chapappa{第} \def\@chapappB{章} \def\@makechapterhead#1{ \vskip 20pt {\parindent 0pt \Large \bf \@hangfrom{\hskip 20pt\relax\@chapappA{} \thechapter \@chapappB{} \hskip 20pt\relax}{\interlinepenalty \@M #1\par} \nobreak \vskip 25pt} } これで、タイトルが長いときは   第1章  これは長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い 長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長いタイト        ルです 本文・・・ というようになります。もちろん\hskipや\vskipを適当に設定する必要が あります。また1行に納まるときはセンタリングする、というのも可能 ですが、不統一なので常に左端から一定の場所から始まるほうがよいと 思っています。 タイトルの途中で改行するときは \protect\newline とかする必要があります。 ============================================================= ============= 以下は latex2e 用 ============================== ============================================================= ■■■■■■ ■ 互換性 ■ LaTeX2e は LaTeX 2.09 の上位互換で \documentstyle 命令があれば ■■■■■■ LaTeX 2.09 として動作(但しコンパイルのスピードは大幅に低下) 従来のスタイルファイルは LaTeX2e で動かない可能性がある ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ 基本的記述形式 (記述形式は次の二命令で始まる) ■ ■ ■ ■ \documentclass[options]{class} ■ ■ \usepackage{latexsym,packages} ■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【注意】documennt class は文章の論理構造を決める情報ファイルで、標準として article, book, letter, ltnews, ltxdoc, ltxguide, proc, report, slides がある (ファイル拡張子は .cls ) 【注意】package はカラーやグラフィックスの取り込み等の機能を実現する情報ファ イルで、AMSーLaTeX やカラー拡張, グラフィックス取り込み, PS フォント を使用するパッケージ等がある。 ■■■■■■■■■■ ■ colortbl.sty■ ■■■■■■■■■■ color.styの色指定では black,white,blue,red,green,yellow,magenta,cyan が既定で使用可能。自分で定義するには \definecolor{name}{rgb}{r,g,b} %r:red,g:green,b:blue \definecolor{name}{cmyk}{c,m,y,k} %c:cyan,m:magenta,y:yellow,k:black \definecolor{name}{gray}{gray} %gray:gray scale それぞれ色の部分に0〜1の数値(小数可)を入れ、設定 mycolor.styというファイルに定義しておき、 \usepackage{mycolor} としておけば、毎回書かなくてすむ また \usepackage{color,graphicx} として graphicx.sty も読み込むと dvips の color.pro に CMYKで 定義されている次の色を使用できる GreenYellow, Yellow, Goldenrod, Dandelion, Apricot, Peach Melon, YellowOrange, Orange, BurntOrange, Bittersweet, RedOrange Mahogany, Maroon, BrickRed, Red, OrangeRed, RubineRed WildStrawberry, Salmon, CarnationPink, Magenta, VioletRed, Rhodamine Mulberry, RedViolet, Fuchsia, Lavender, Thistle, Orchid, DarkOrchid, Purple, Plum, Violet, RoyalPurple, BlueViolet, Periwinkle, CadetBlue, CornflowerBlue, MidnightBlue, NavyBlue, RoyalBlue, Blue, Cerulean, Cyan, ProcessBlue, SkyBlue, Turquoise, TealBlue, Aquamarine, BlueGreen, Emerald, JungleGreen, SeaGreen, Green, ForestGreen, PineGreen, LimeGreen, YellowGreen, SpringGreen, OliveGreen, RawSienna, Sepia, Brown, Tan, Gray, Black, White ■■■■■■■■■■■ ■ colortbl.sty ■ ■■■■■■■■■■■ フォントに色を付けたりテーブル内部に色を付けたりする 使用法 \usepackage{colortbl} 注意: array.sty, color.styを内部で読みむので、 color.styのコマンドも使用可能 色の定義をする。R,G,B値は0.0から1.0の値を取ります。 \definecolor{lightgreen}{rgb}{0.2,1.0,0.5} \definecolor{red}{rgb}{1.0,0.0,0.0} フォントに色を付ける。定義済の色の名称と、色付きにしたい文章を入れる \textcolor{lightgreen}{Latex} \textcolor{red}{モデルの記述} 背景に色を付けたいときに使用 \colorbox{lightgreen}{Latex} \colorbox{red}{\textcolor{lightgreen}{モデルの記述}} % \columncolor{colorname}[left overhang][right orverhang] % tabular環境の縦列に色を付ける \begin{table}[hbt] \begin{center} \begin{tabular}{>{\columncolor{lightgreen}}l} 背景にlightgreenの色が付いた \\ \textcolor{red}{背景にlightgreen、文字にredが付いた} \\ {\Huge 文字を大きくすることもできる} \\ \textcolor{red}{\bf 色を付けてボールドフォントも使える} \\ \end{tabular} \end{center} \end{table} 第一列の背景色と第2列の背景色を別個に指定 \begin{table}[hbt] \begin{center} \begin{tabular}{>{\columncolor{lightgreen}}l>{\columncolor{cyan}}l} 背景にlightgreenの & 色が付いた \\ \textcolor{red}{背景にlightgreen}& \textcolor{magenta}{背景にcyan} \\ {\Huge 文字を大きく} & {\Huge することもできる} \\ \textcolor{red}{\bf 色を付けてボールド} & \textcolor{yellow}{\bf フォントも使える} \\ \end{tabular} \end{center} \end{table} \rowcolor{colorname} tabular環境の横列に色を付ける \begin{table}[hbt] \begin{center} \begin{tabular}{l} \rowcolor{lightgreen} 背景にlightgreenの色が付いた \\ \rowcolor{red} 背景にredの色が付いた \\ \rowcolor{lightgreen} \textcolor{red}{背景をlightgreenに文字をredにすることもできます} \\ \rowcolor{red} \textcolor{lightgreen}{\bf 色を付けてボールドフォントも使える} \\ \end{tabular} \end{center} \end{table} ■■■■■■■■■■